REBEL MOON-パート2:傷跡を刻む者
ペドゥナのアクションとビジュアルが良すぎる
Netflixで全世界同時に配信されるってワクワクしますね。ファンはみんな見てるのかな?もしかしてドゥナ様も…って。
長きに渡り苦労が大きかったペドゥナのハリウッド作品の完結編(だと思っていたよ)なので、配信日に用事を全部済ませて楽しみに見ました。
ネメシス、良かったよー。
アクションとビジュアルが!!!
でも、あまりに早い段階でネメシスの涙が溢れてしまったので、これは一体どうなることか?涙早すぎん?とハラハラしていたら、ネメシスがかなり早い段階で死んでしまいました…涙。
おそらく女性、子どもたちを守る役割をネメシスには与えられていたんですね。ロボットのジミー、どうせならもうちょっと早く出てきて助けて欲しかった。
ネメシスは「七人の侍」の久蔵的な役割なのできっと最後まで戦い続けると思っていたんですが、そこは予想が外れました。
その後はショックで呆然…何とか完走したところです。
戦士たちの戦う理由
戦闘の前の日の夜になって、集められた戦士たちの自己紹介?が始まりますよね。時間が無いのはわかるけど、わざとらしくてちょっとがっかりしました。やっぱパート1でやっといてソレ。
それぞれのキャラクターの戦う必然性が説明されただけで、各キャラクター同志のつながりが薄かったのが残念。
特にコラとネメシス、タイタスとネメシスの心の繋がりみたいなのがあったらよかったのに。
コラは自己紹介では自分の過去を隠していたので、ネメシスはコラの複雑な背景は知らずに死んでしまったんです。もっと関わりがあったら人間関係に深みが出ただろうと思うと残念。(ネメシスはパート3に出ないから、コラの過去を知らないままでもよかったと言わんばかり。なんか雑。ぷんすか!)
ペドゥナの存在としては、7人のキャラクターのなかでは「アジア女性代表」みたいな扱いだと嫌だなと思っていたんです。(ハリウッド映画にありがちな
)
ネメシスの衣装などは韓国風を意識してキャラクター作りをしたそうで素晴らしかった。だからといってアジア女性代表と際立ったわけではなく、あくまでも宇宙の中の個性的な人(笑)、7人のうちの1人に見えていたところがとても好きでした。(人間だけじゃなくロボットもいてバラエティ豊か!)だから余計に戦士たちの結束やつながりを見たかったなぁ。
そう考えると、黒澤明監督の「七人の侍」って、アクションも人間関係もよく描かれた名作だったんですね。
↑今回しっかり予習しておいてよかったです。
ペドゥナがスナイダー作品に出演することの意味
今回初めてザック・スナイダー監督作品を追いかけて見てあんまり好みじゃないということがわかった。(すみません)
内容よりもシーンごとのかっこよさ美しさ重視で見る映画なんですね。
好みじゃ無いけど、子どものように夢中に好きなものを追求してこだわりの映像を撮る監督みたいで、とにかくザックご本人が一番面白がっているだろうところが素敵。
だから出演者もイメージに合わせて過酷な食事制限やトレーニングを課されただろうし、それに応えたドゥナは強くて美しかった。今、この作品に出て良かったと思う。撮影後のモデル作品で見られる絞り込んだ身体や表情のシャープさが過去最高!
なぜ取り立てて農業や麦のことをインタビューで語るのか?よくわからなかったけれど、麦の収穫シーンの美しさを見たら納得した。
まだストーリーもよくわからない初期の頃、スナイダー監督が麦畑の麦がキラキラ舞う中、ペドゥナが目を伏せている動画を真っ先に公開したのを思い出す。あの動画、スナイダー監督はイメージ通りでお気に入りだったのでしょう。
悪役って、ビジュアル以外に魅力が必要
パート1の時は、他の星の生き物の造形がとてもユニークでこだわり思って作っていたのが楽しくて好きだった。
でも悪役が全然魅力的じゃなかったな。「ほんとに嫌な奴」感を出したかったんですかね。
唯一印象に残ってるのはネメシスと戦った蜘蛛女。敵役にも戦う理由がある、と言うあのエピソードよかっただけに、帝国軍のメンバーはナチスを思わせる軍服軍団で気持ちが悪いばかりだった。
というわけで、
ひさびさに語りました〜。
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