「バスケも人生も算数じゃない」スラダン流川と中島みゆきは親戚なのかもしれない。という着地。
「バスケットは算数じゃねぇ」どこかで聞いたことのあるセリフ。そう、これはスラダンの流川が放った相手選手へのひとことだ。
この一言を聞いて、バスケも人生も算数じゃないなと思ったのでそれについて書いてみる。
「算数じゃねぇ」の意味として、バスケはそんな1+1=2みたいに式があって正解がある簡単な話じゃ無いという事を言っている。
人生もそれに似ていてみんな正解を探してしまう傾向にあるけど、決まった正解なんて無いよねと。あったら教えてくれや兄ちゃん。
「この選択は正解かな?」と正解を探すよりも、「よっしゃこれで決めたから後は正解にするまで!」と自分の選択を正解に変える生き方をする方が楽だよって話。
それでは、正解を探す人と正解に変えていく人について書きながら進めていきまする!
1.正解を探す人
一般的にはこの思考の人は多いのかもしれない。正解を探す人は”周りが思う正解”を探すからそのままでは一生自分の人生を歩くことはないと思う。
親なり上司なり友人なり、人の意見に左右され、その中で正解だと思ったものを選択し生きていく。自分の感情とは別に。言わばまだ赤子と変わらない。
一番恐ろしいことは、気づいていない間に”他責思考”になってしまうこと。人の求める正解を自分の意思決定に反映させるため、うまくいかなかった時は必ず人のせいにしてしまう。
全ての行動に責任が伴わないため、体は自分なのだが他人の人生を生きているような感覚になるし、経験が積み重ならないので早くやめよう。
そして他責思考の人間ばかりが周りに増えてしまうことも忘れてほしくないし、良き友達は離れていく。
2.正解に変えていく人
自分の人生を歩けるようになる。これが一番のメリットかもしれない。
自分の道が正しかったと、自分が努力して最後正解に変える生き方(思考)をできるようになってから、初めて人生が始まると言っても過言ではないと思う。
2つ目の誕生日はこの思考ができるようになった日にしよう。
みんなも少なからず経験はあると思う。自分とだけ対話して意思決定した時の責任感というか、自分ごと感を。
僕の周りにいる”楽しく生きている人”はみんなこんな感じだ。給料が高い人も低い人も楽しく生きている人が持つ共通点。船で例えるとちゃんと自分で舵を握っている感じ。
だから責任感があるし、だから自由でもある。成功も失敗も、自分が決めた事だから楽しいんだ。
他責思考だと自分の反省はしないからいつまでも成長しないけど、意思決定を正解に変えるこの思考になると前向きな人と巡り会うことばかりだし、物事に対して自責で捉えるから結果として成長する。
成長したいとかは置いておいて、この思考だと人生がずっと楽になるし面白い。
色々考えてわかったのだが、流川は次のことが言いたかったのかもしれない。
「お前が消えて喜ぶ者にお前のオール(舵取り)を任せるな!」
知らない人もいるかもだから書くけど、中島みゆきさんの『宙船』の歌詞だ。
船長はルフィでもフック船長でもなく、君自身だ。
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