【2019年版】SEOの外部対策チェックリスト
はじめに
どうも、gokeです。
年間5サービスくらい作っていますが、結局行き詰るのがプロモーションです。サービスづくりが好きだからこそぶち当たるプロダクトアウト起因の障害かなと思います。
サービスを作ったらやっぱり使ってもらいたいので何とか克服したい!
と、SEO対策に関して調べていたら下記の記事を見つけました。
英語の記事の要約を記事にしたようなのですが、よく見ると2015年のツイート。ちょっと古いなと思ったので調べてみると、原文の方が2019年の1月にアップデートされていたので外部対策の要点をまとめてみます。原文はこちらです。よかったら原文もみてみてください。
1. ブランドのアラートを設定する(Set Up Brand Alerts)
サービスのブランド名でGoogle Alerts、TalkWalker、Mention、Mozなどを設定しておく。
誰かがあなたのサービスについて取り上げた時にすぐに気づけるようにしておく。
これによってレビューやネガティブな発言、ブログでの取り上げやフォーラムでの質問などをトラックできるようになる。早めに対応することによって被リンクを手に入れたりブランドのロイヤルティがアップすることにも繋がる。
2. リンクされていないURLとブランドメンションを見つける(Find Unlinked URL’s and Brand Mentions)
(※原文は少しわかりにくいので僕の理解です)
自分が作成したサイトを運用している場合、そのサイトの中にはまだ誰にもリンクされていないページがあるはず。また、外部のサイトでサイト名やブランド名は紹介されているけど、そこにURLが貼られていない場合がある。それらを探して対応する。
3. 競合サービスへのリンク(Competing Company Links)
あなたのジャンルやカテゴリーに該当する競合を探す。
それらを集めた上でそれらサービスに対するリンクを確認する。
彼らがリンクされているのであればあなたのページもリンクしてもらえるはず。
4. 競合へのリンク(Ranking Competitor Links)
あなたがターゲットとするキーワードを検索して検索結果から競合のランキングを確認する。そしてそれらのサイトが得ているリンクを確認する。
CognitiveSEOのツールを利用するといい。Link Research ToolsやMozでもいい。
5. ソーシャルメディアのプロフィールを作成(Create Social Media Profiles)
ソーシャルメディアのアカウントを作り、あなたのWebサービスへのリンクを貼る。
もしまだ紹介するような状態ではなかったとしても、誰かに取られる前にブランド名を先に取ってしまうのがいい。
6. リンク切れ補修(Broken Link Building)
リンクぎれのリンクを見つけ、自分がリンクしてもらいたページをそれの代替として提案することで自分のページを掲載してもらう。broken link buildingと呼ばれているらしい。
7. 適切なPinterestボードを利用(Utilizing Relevant Pinterest Boards)
Pinterestのグループボードに参加または招待してもらう。PinGroupieがスタートには良い。
大部分のパートにおいてはPinterestのリンクは役に立たないが、Pinterestはトラフィックと注目を提供してくれる。普通にやっていてはリンクされないようなところからのリンクが得られる可能性がある。さらに一歩進んで、あなたのピンを共有した人をチェックして、彼らに連絡することもできる。
8. 専門家の集まりに参加(Join Expert Roundups)
全てに参加する必要はないが、どれかに参加するといい。多くの場合はブログとその読者たちで構成されるため、リンクをもらえるチャンスがある。
9. インフルエンサーのウェブサイトにゲスト投稿する(Guest Posting on Influencer Websites)
このアプローチは終わってるという見方もあるが考えを改めたい。
適切なサイトを見つけ、適切なコネを作り、価値のあるコンテンツをリンクを使いすぎずに投稿すれば良い。
10. 関係性を作るためにブログにコメントを書く(Blog Commenting To Build Relationships)
ブログへのコメントは基本的にはno-followであるが、主たる目的とは関係性を構築することだ。ブログへのコメントをきっかけに実際に会って関係性を築き、結果サイトへのリンクをもらう例はある。
no-follow
ページ内に設定しているリンクに対しnofollowを設定することで、「このリンクは無効化してください」と検索エンジンに対し伝える。この逆がfollow。本文中でも度々登場します。
11. Quote Directoryを利用する(Utilize Quote Directories)
これは何のことなのかわからないです。わかるかた、コメントで教えてください。
原文
Sounds funny, but there are many quote directories out there that can be used for links. Since we are talking about directories, go ahead and look for blog directories, startup directories and niche specific directories. The links can be acquired easily and for the most part, free.
12. サイトに掲載されて賞をとる(Get on Sites that Offer Awards)
賞を行なっているサイトにブログやサイトを投稿する。
例えばペットのサイトを運営しているのであればペット関連の賞を提供しているサイトに投稿する。
多くの場合においてノミネートされることでリンクを得る。
13. ニュースレターに寄稿する(Contribute to Newsletters)
誰かのニュースレターに寄稿者として参加。彼らの購読者専用にコンテンツを公開できるはず。これはゲストの投稿と似ているが、排他的に発信することができる。
ニュースレターをそのままコピペして自分のサイトに貼り付ける人もいるかもしれない。
14. 学会のウェブサイトに掲載される(Get on Institution Websites)
この方法は.govや.eduのリンクを得るとも言い換えられる。伝統的な方法としては彼らのリンク集に載ること。相互リンクを持ちかける方法もある。学生にアプローチして酒代くらいの報酬でやってもらう方法もある。
.govのサイトはfollowリンクのフォーラムを持っていることがある。時として、あなたのジャンルに関するイベントやプロジェクトのサプライヤーになることもできるだろう。
15. 地元商工会議所のウェブサイトからリンクを得る(Get Links from Local Chamber of Commerce Websites)
ローカルのc2cサービスはたくさんあるが、ルールはまちまち。
これらからリンクを得るのは結構簡単なので頼んでみるといい。
16. 新しいブロガーを軽んじない(Don’t Overlook New Bloggers)
あなたにフォロワーやあなたに助けを求めるビギナーがいる場合は軽んじることなく助けてあげること。彼らにもリンクしてもらい、彼らをサポートすることでリンクの価値が上がる。
17. ポッドキャスのゲストになる(Do Guest Podcasting)
ポッドキャストが人気だが、ポットキャストをやっている人は99%の確率でブログもやっている。そのブログにコメントを載せるといい。自分自身でポッドキャストをする必要すらない。
18. キュレーションプラットフォームに投稿する(Submit to Curating Platforms)
Scoop.itなどのキュレーションサービスにあなたのサイトのリンクを投稿する。多くの場合はno-followリンクになるが、それらのサイトにはユーザーが付いているということと、それらのユーザーは自分のブログを持っている。彼らがキュレートすることで彼らのブログにはユーザーが訪れるが、同時にあなたのリンクも見ることになる。オススメはFlipboard。
19. LinkedIN Pulseを使う(Use LinkedIN Pulse)
リンクが目的ではなく、ブランディングになる。
あなたをフォローしている人はそれぞれのオンライン上での存在感があり、ブログも持っているだろう。試してみたが、LinkedInの投稿からリンクを得ることができた。
20. 有名なメディア系のウェブサイトに乗る(Get on Publisher Websites)
Entrepreneur, HuffPo, BusinessInsider などのトップメディアに掲載される。ジャンルによってはこれらの他にも大きなメディアに掲載の可能性はある。バイラルネットワーク、例えばBuzzfeedに取り上げられることも考える。
これらのサイトに掲載される通常の方法は、彼らを意識して頑張ること。クリエイティブに進める戦術としては、まず、小さめのブログを作ってメディアが取り上げたくなるようなニュースや噂話を発信する。これが取り上げられたら、さらにプッシュする。これを雪だるま式に続けていくこと。
21. コミュニティウェブサイトを探す(Find Community Websites)
新しい人たちに出会って、あなたの仕事を共有し、知ってもらえれば自ずとリンクを貰えるようになる。
22. レガシーなサービスを忘れない(Don’t Forget StumbleUpon and Reddit)
原文ではStumbleUponやRedditというサービス名が挙げられているが、日本で言うところのmixiや2chに投稿することを軽んじない、と言う理解です。
23. クレジットのない画像を探す(Find Uncredited Images)
google画像検索で引っかかるように画像をアップロードすればその画像がどこで使われているのかが表示されるようになりリンクを得られる。
24. SlideShareに投稿する(Submit to Slideshare)
もし公演や発表をしているのであればスライドを持っているはず。それをシンプルにslideshareにアップするといい。
25. 雑誌やニュースサイトに投稿する(Get on Magazine and News Sites)
ローカルな雑誌やサイトは簡単だし、大手のそれも不可能ではない。良いやり方としては編集者か編集者のコネを探し、紹介してもらうとスムーズにことは運ぶ。
26. リンク集を見つける(Find Resource Pages)
競合は意外とリンク集を無視している。
27. HAROを実施する(Join HARO and Participate)
HARO(Help A Reporter Out)はジャーナリストと情報元を結びつける固有のサービス名称。
受け取るメールに返信する形でサービスや製品をアピールすることでリンクを獲得する。
このサービスは英語なのでメルマガに返信するなどの方法は日本でも実施できそう。
28. ハッシュタグをモニタリングする(Use and Monitor Hashtags like #PRRequest )
#PRRequestのようなジャーナリストが使うハッシュタグをモニタリングしておく 。大事なことは自分のトピックを選択して参加すること。
29. Link bait(Do a Link Bait)
Link baitとは、サイトの管理者がクリックさせようとしなくてもユーザーが自発的にクリックしたいと思えるようなリンクのこと。
Link baitには3種類ある。(https://www.bounteous.com/insights/2015/03/26/what-link-bait/)
1. 良いコンテンツ:リンクするに足るコンテンツかどうか。どうすればそのようなコンテンツになるかという決まった方法はない。時間をかけた役に立つ記事よりも猫の写真の方がリンクされたりもする。
2. ニュース系のコンテンツ:イベントや製品のリリース、ソフトウエアのアップデートなどのタイムリーな情報
3. 時間にとらわれないコンテンツ:時間にとらわれないコンテンツは永続的にlinkされやすい。
30. バッジを作る(Create Badges)
リンクつきのバッジを作りサービス内のコミュニティに配布する。
例えばサイトに貢献した、などの自慢ができる内容。
そのバッジをブログなどに貼ってもらう。
31. 個人のSNSにはリンクしてくれているが、サイトにはリンクしてくれていないリンクを探す(Find Links Pointing to Your Social Media Account but Not Your Website)
とてもシンプルだが、無視されていることが多い手法
32. サービスや学習コース(Use a Service? Submit a Testimonial!)
もしもあなたが何かのサービスを利用していたり、学習コースを受講している、あるいは、何らかのグループに所属していたら、オーナーに対してあなたの成果を伝える。
33. クラウドファンディングのプロジェクトをサポートする(Support Crowd Funding Projects)
クラウドファンディングにて、リンクを報酬とするプロジェクトがあるのでプロジェクトをサポートする代わりにリンクを得る。
34. チャリティー(Charities to Support)
賛同できるチャリティーがあれば参加してリンクを得る。
35. Q&Aサイト(Q&A Sites)
Q&Aサイトはno-followリンクであることが多いが、多くのトラフィックを運んでくれる。また、Q&A自体がgoogleの検索上位に来ることがあるので、間接的にリンクが増えることにつながる。
36. フォーラムを探す(Find Forums)
適切なフォーラムを探して投稿する。
このChromeのプラグインを利用すればGoogleでの"discussion"検索ができるので便利。
37. 成功している人の手法を学ぶ(Research How an Author Did it)
すでに成功を納めた人が、どのように成功したかを学ぶ
38. サプライヤーのウェブサイト(Supplier Websites)
ECサイトであれば、そのECサイトで扱っている商品のサプライヤーからリンクをもらうことができる。
39. コンテンツを磨く(Do Successful Content BETTER)
すでに作成済みのコンテンツを磨くことによってリンクを得る。「Skyscraper Technique」とも呼ばれる。詳しくはこちら。
40. コメントスカウト(Comment Scouting)
自分のブログや他のブログのコメント欄からアイデアを得て実行する。その後、コメントを寄せた人にコンタクトして実行したことを説明してリンクを得る。
41. カテゴリー特化のサイトを作るそして301する(Build Category Specific Sites – 301 Them)
メインのサイトとは別にカテゴリーに特化したサイトを作り、そのサイトからあなたのメインサイトへ301リダイレクトする。
まとめ
かなりボリュームがありましたが、網羅的にリストアップされている気がします。個人的に思いつかなかった手法がいくつもあったので、別の記事で上記を1つ1つ試してみて実際の効果のほどを検証してみたいと思います。