見出し画像

泥中の蓮のように気高く生きる

画像1

本日は、朝5時起きして早朝観蓮会へ行ってまいりました🌿

なぜ蓮を見にわざわざ早起きをしたかというと、わたしは蓮の花が大好きだからです❣️

画像3

「出淤泥而不染」
👉「蓮は泥より出でて泥に染まらず」

これは、中国の儒学者、周敦頤が書いた「愛蓮説」の一節です。

蓮の花は、泥の中からしか咲きません。驚きですよね。真水からは育たないのです。

そして、泥水が濃ければ濃いほど、大きな花を咲かせるとのこと。

これを知って、なんだか人間の人生みたいだなと思ったのです。

調べてみると、仏教では「蓮」がとても大切にされているようです。

お釈迦様や仏像の台をよく見ると、蓮の華の上に立っておられるのに気がつくと思います。

これは、阿弥陀経の「蓮華の五徳」の教えで、極楽へ生まれ変われる人の心の特徴を示しているから。

「蓮華の五徳」
🌱淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
→蓮の花は、泥の中に咲くけれど、泥に染まらぬ綺麗な花を咲かせる
🌱一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
→蓮の花は、一つの茎に一つの花を咲かせる
🌱花果同時の徳(かかどうじのとく)
→蓮の花は、咲くと同時に実ができる
🌱一花多果の徳(いっかたかのとく)
→蓮の花は、一つの花にたくさんの実をつける
🌱中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)
→蓮の花葉の茎は、中に空洞があり(中虚)、真っすぐである

これらの五徳が正しい信心とされ、仏教では重要視されているようです。

ウンチクはさておき。

泥の中でしか蓮は育たず、さらに、泥が濃ければ濃いほど、つまり、水が汚れていればいるほど、大輪を咲かすなんて、わたしは励まされました😌

今までの辛く、厳しかった経験が報われるというか、あの泥のようにしんどかった経験があるからこそ、今があるんだ、と思えたのです。

どんな苦しみや悩み、大変なことがあっても、蓮の花のように美しく凛とした花を咲かせようと決心してから、蓮が大好きになりました🥰

裏を返せば、大きく美しい花を咲かせようとするには、「泥」が必要なのだと思います。

これは、我慢とか苦痛が何事においても必要と言っているのではなく、捉え方次第でどんな経験も自分の糧にできるということ。

渦中にいる時は、
「どうして自分だけこんな思いをしないといけないの?」
「もう本当に嫌だ…逃げたい…しんどい…」
となってしまうこともありますよね。

それが、自分の価値観や目標、ゴールを達成するために必要な道のりで、逃げるよりも、やり遂げた景色を見てみたいと思うのなら、この蓮のことを思い出して乗り切れそうだな、と思うのです😌🌱

そして、どんなに汚れている泥の中で育っても、美しく咲き誇る蓮のように、気高く生きたいです💃🏻

余談ですが、茶房で食べた早朝限定の「中華粥」がめちゃくちゃ美味しかったです🤤

画像2

早起きして、たくさん歩いた甲斐がありました💫

みなさまも、良い日々をお過ごしくださいね😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?