2023年は転職・休職・退職・転職活動しました
2023年夏から休職をした。
1年間で転職→休職→退職→就職活動→転職を行ったので、
なんとも目まぐるしい1年だったと思う。
慣れない手続きもたくさん進めたが、その中でも転職活動のことを振り返りたいと思う。
全く知らなかったのだが、休職できる期間には限度がある。
就労規則に記載されているが、普通に働いていると気にも留めない事項だろう。とはいえ、休職する上でとても大切なことである。
籍を置きながら休める期間がどれぐらいなのかを知っておく必要がある。
わたしの会社の場合、休職期間が3ヶ月だった。3ヶ月で復職できなければ自然退職となる。3ヶ月で復職ができなかったため、退職をすることにした。それに伴い転職活動がスタートしたのである。
正直、アラサー・休職・短期離職と条件の重なった転職活動はなかなかハードだった。
エントリーした会社は50以上。そのなかで書類の通過は15〜20%ぐらいではなかったかと思う。
利用していた転職エージェントさんは2社。
(本当はもう2社、面談をしたエージェントさんがいるのだけどフェードアウトしてしまった)
1社目は大手人材会社の男性アドバイザー。
最初の面談で「正直、この短期離職の状況で希望条件を満たすのは難しいです」と言われた。「少しでも気になる会社・・いや悪い条件がなければどんどんエントリーしてください」とのこと。
なるほど。思っていた以上に逆境らしい。
またすぐ辞めるかもしれない人を雇いたくないもんな。
ということで、どんどんエントリーした。
もちろん、どんどん落ちた。
経験が足らないとか、求める要件に合わないとかそんな理由が添えられている。そしてもうひとつの理由が「短期離職の懸念があるため」。
分かってはいるけど、そうばっさり斬られてしまうとつらい。
短期離職したくてしてるわけではないのに。
「転職の理由は?」と聞かれるたびに、心が辛くなっていた。
エントリーすればするほど、ダメージを受ける回数も増えていく。
これまでのキャリアの選び方や生き方を否定されるような気持ちになってメンタルがへこんだ。転職エージェントさんと話すたびに「察して・・」という気持ちにはなったけど、事務的に接してくれてよかったと今は思う。
もう2社目はベンチャー人材会社の女性アドバイザー。
転職サイトを使っているとキャリアアドバイザーの方からメッセージがくるが、この会社も例にもれなくそのひとつだった。
なんとなくキーワードが引っかかって、話を聞いてみようとメッセージの返信をした。
ここからのやりとりのスピード感がトップクラスに速かった。速すぎてちょっと引いたほど。気持ちが冷めないうちに初回面談まで設定いただき、転職のきっかけや軸などをお話しした。
そうしたらその日のうちに10近くの会社の求人票をお送りしてくれた。
とにかく仕事が速いのだ。
そしてフォローがめちゃくちゃ手厚かった。
お祈りされた時は、その理由をオブラードに包んで伝えてくれる。
全然嫌な気持ちにならないあの技術、すごい。
そして毎回面接の後には電話でフォローをしてくださった。
しかも毎回30分近くも。
正直、面接の後はアドレナリンが出てるし、ドッと疲れる。
そんな時に、話し相手になってくれる人がいることはとてもとてもありがたかった。記憶の残っているうちに、面接の振り返りができたのはもちろん、話しながら自己分析をより深めていけた。
アドバイザーさんからすれば、毎回フォローのために30分も使うのは大変だったのではと思う。正直、転職の条件が厳しいなかでも最後まで励ましてくれたアドバイザーさんには感謝でいっぱいだ。
結果として、女性アドバイザーが紹介してくれた会社に入社することになった。男性アドバイザーの紹介やサポートがイマイチだったわけではない。
ただ会社の規模感や経験値などの違いはあるので、複数のアドバイザーを並行して利用するのがよさげだなと感じている。
休職・退職を決めてから、こんなはずではなかったと思うこともしばしばあった。わたしがストップしている間に、周りの友人は人生のコマを進めているんだよなと思ってしまったり。なかなか傷病手当金が入らず、目減りしていくだけの口座残高を見て悲しくなったり。
振り返れば転職期間は、いっぱい相談に乗ってくれたアドバイザーさん、フェードアウトしたアドバイザーさん、ハローワークの人、役所の窓口の人など沢山の人と話した時間だったと思う。友人、家族以外のような普段自分のコミュニティ外の人と話すことは学び多き時間だった。周りを見渡せばたくさんのサポートが受けられるのだということは、忘れずにいたい。
いつか振り返った時に、この休職期間と転職期間も必要だったよねと言えるといいなと思う。というか、言えるようにしないといけない。
でもやっぱり、もう1回叫びたい。
アラサー・休職・短期離職での転職大変だった!
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