「面白文章力クラブ」に参画しました。オンラインサロン選びもそこに企みがあるかどうか。選んだ理由が明確に語れないならやめておいた方がいいし、当初の目的から外れたらさっと離脱した方がいいよね。
しゅんしゅしゅんです。
3/1より「面白文章力クラブ」に参画しました。
ふろむださんがオーナーの文章力向上を目的にしたオンラインサロン。
僕がこのサロンに参画させていただいた理由は大きく4つ。
■文章力は書いて書いて書きまくって、フィードバックをもらって、また書いて書いて書きまくるしか向上しないと思っているから
noteをやり始めて実感しました。100日前に書いたものと100日後に書いたものには雲泥の差がある。書きまくることが文章力向上の最も大切な手法です。
ただ独りよがりでは向上スピードは遅い。良く言われるのは「どんどん市場に出して、市場の反応を見て、修正する。そしてまた書く」このサイクルが大切だということ。これはまさにそう思う。
つまり「書く×フィードバック」この繰り返しの数だけ文章力は伸びる。
このフィードバックの観点において、ふろむださんはサロン紹介文の中で「読者目線」に加えて「作者目線」が必要だと書いています。
「読者目線」だとフィードバックをもらっても、いまいちどこをどう修正すればわからないことが多いから学習効率が悪い。文章を読む時に「具体的に、どこを、どう変えたら、どう面白くなるか? なぜ面白くなるか?」と考えながら読んでいるライターの視点からのコメント=「作者目線」が大切だと。
これは一理あるなと思ったんです。もちろん面白文章力クラブで、もみにもんで太鼓判を押してもらった文章を世に出しても全く誰の心にも刺さらないなんてこともあるでしょう。だから読者目線より作者目線のほうが優れていると今思っているわけではなく。純粋にフィードバックの目線は多様な切り口の方がいいと思ったんですよね。
身近な人の忌憚なき意見、サロンで得られる建設的な意見、市場から得られる容赦なき意見、バランスが大切だと思う。書くことをライフワークの一つにしたいなら、こんくらいストイックに訓練しておきたいと。
■面白い文章を書きたいから
ふろむださんはサロン紹介文の中でこうも書いています。
単にバズるだけの文章なんて、書きたくありませんでした。いくら多くの人に読まれても、ジャンクフードみたいに、ただ消費されるだけの文章なんて、書いてて楽しくないからです。仕事で書いている人なら、PV稼ぎのジャンクフード記事でも書かなきゃならないのは、わかります。しかし私は遊びでやっているので、楽しくなきゃ話にならないんです。私が書こうとしてきたのは、「面白い」文章です。十万人にダラダラと消費されるだけのPV稼ぎ文章ではなく、千人に「ああ、ほんとに面白いなあ」と思ってもらえる文章です。バズったのは、結果論にすぎません。刺さる文章、うなる文章、心のモヤモヤが晴れてすっきりする文章を書けるようになりたいと思いませんか?「この文章を書いた人に会ってみたいなあ」と思われるような文章を書きたいと思いませんか?
これに共感しました。バズってから言えよって感じですが、僕もただバズるだけの文章は書きたくない。「刺さる、うなる、心のモヤモヤが晴れてすっきりする=面白い」ということですが、僕が考える面白い文章とは「差分があるから面白いと思う文章」。詳しくは下記noteを読んで欲しいです。
バズる方法とかWEBライティングとかも大切だと思います。でも文章そのものの実力というベースあってこそかなと。
■文章得意ですと言える心理的後押しがほしい
自分で「文章が得意です」とアピールするのって結構難しいと思うんですよね。なんせ正解がないし、文章力は可視化できない。文章って書くだけなら誰でも書けるからこそ。
でも書くことをライフワークにするときに実績や作品はもちろんのこと、自信をもって「得意です」とアピールすることがいの一番だと思うんです。はったりでもいいから言わないと始まらない。でもはったりかますにもやはり後ろ盾がないと。
そんな時に、こういったサロンで勤しんでいること自体が実は心理的な隠れた後押しになる。ここで勤しんでるんだから言っても大丈夫だろうと。
■サロンにいる人との価値観が合うかもと思った
ライター養成サロンとか、ブロガー養成サロンとか、インフルエンス力向上サロンだったら参加していないと思う。ライターになりたいとか、ブロガーとして名を馳せたいとか、インフルエンサーになりたいが目的の人はいるのかもしれません。それ自体はとてもステキなことだと思います。でもそこに向けて必要な力の中でも「文章力」にフォーカスをあてた人たちが集うサロンだからこそ価値観が合うかもなと。
文章が好きで、書くことが好きで、文章力を向上させたいという考えを純粋にもっている人達のほうがいい。
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しかしオンラインサロン全盛期というか、サロンってたくさんありますよね。文章力養成を目的にしたサロンもたくさん。もちろんサロンでなく講座もたくさん。前に宣伝会議さんがやってらっしゃる編集ライター養成講座に通うのをやめておこうと思った理由を書きました。
選択肢がたくさんあるステキな時代だからこそ、選ぶ理由、選ばない理由がシャープに語れるかどうかは大切。選択するものはなんでもいいんですが、そこに戦略があるか否か。
目的を達することができる手段なのか。「目的≒選ぶ理由」が語れないならオンラインサロンに入るべきではないですよね。流行っている今だからこそサロンは乱立しています。生き残るサロンもあれば死んでいくサロンもある。いいサロンもあればよくないサロンもある。そんな今だからこそ選ぶ理由を明確にしないと危ない。無駄な時間になる。
そらに言うと、戦略的に選択したが、合わなかった時にどうするか。当初の目的が達せないと思った瞬間どうするか。これはずるずると続けるのではなくさっさと撤退することですね。
サロンで活動していると、いつのまにかサロン内で認められることがゴールになるであったり、サロンの活動が主、他の活動が従になって、当初の目的を見失い、だらだら課金するとか。コミュニティという性質をもっているから抜け出しづらい感もあると思うんですよね。
まあ直感的にスキ!とかサロンオーナーを尊敬している!でもいいと思うのですが。なんだかんだいって、僕もふろむださんがオーナーじゃなかったら参加していないですし。ふろむださんが書いた錯覚資産の本はとても面白いですよ。2018年読んだ本の中でもベスト3に入ります。読んでいない方は是非!
サロンオーナーとして僕はふろむださんを信頼している。これなんてまさに錯覚資産ですね。
では。