憧れの人、心から尊敬する人
私です。
事前のお知らせなくいきなり時間を変更してすみません、
今後投稿時間を火曜日18:00に移動いたします。
やっぱ21:00は遅いよ。
最近、『少年の日の思い出』にふれる機会がありました。
多くの人々と同じく、私がいた中学校でもこれを扱っていましてね、
当時を思い出すようで懐かしくなりましたよ。
そういえば、何故かあの頃の私は、皆からエーミールと呼ばれていました。
「そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな」で有名な彼です。
私のどこにエーミール要素を見出したんでしょう。
今にして思えば逆じゃないかなあ。
どちらかといえば私は、エーミールを憎んだ「僕」の側の人間ではないか。
そんなふうに思って過ごした三連休でした。
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さて。
突然ですが、私は今学生なんです。
とある音楽の専門学校に通っていまして、
まあ、人として真っ当に生きているわけです。
もともと私は、2020年の終わり頃からスランプに陥っていました。
なんかミックスが全くできなくなってしまったんですよ。
今までDTMを独学でやってきて、
とうとうその独学の壁に当たってしまったのです。
そこで決めました、「ちゃんと人に教わろう」と。
そして、私は常々「自分は音楽しかできない(音楽でしか戦えない)」と考えていましたので、
あわよくばそこから作曲家なり編曲家なり、
そういう系統の職に就くことも考えていました。
昔は「音楽を仕事には絶対しない」と言っていたんですが、
他に生きるための武器が無いとなれば話は別です。
持っている中で一番鋭利なものを磨いていくしかない。
あと学校って友達できますよね。
小学校の頃からなんか仲間ができなかった私には、
所謂「○○学校からの友達」というやつがほぼいませんでした。
ゼロではないんですが、全く連絡取ってません。
何してるか知らないし、別に用も特にないし、
食事誘うったってお店知らないし、
忙しかったり鬱陶しいと思われたりしたら申し訳ないし。
そうやって何もしないうちに疎遠になる。
そんな感じで孤独だったので、
そっちのほうも期待して、学校という環境に飛び込んでみたのです。
「ようやく私の人生も明るくなるぞ!」
って、思って入りました。
結論から言うとダメでした。
度重なるグループワークで毎回のように情緒を乱して迷惑をかける
学内の大きなコンテストでは高いクオリティへの評価に反して
「遊び心がない」という理由から得票数がクラス最下位原因不明の作業スピードの遅さから一部分野で脱落気味になる
(その間皆が先へ行っていることに強いストレスを感じる)「リアルさを追求」という考え方と、自分の音への感性が正面衝突
学校が取得を必須としている資格の試験に立て続けに落ちる
そして受かった人の多さにショックを受ける自分の故障を察知してとうとうふざけた理由や仮病を使って欠席するようになる
(これまでで最悪の環境だった最初の高校ですら真面目に毎日通ったのに)音楽に対する私の一番強い思いを改めて考え直して結果出たのが
「誰にも渡したくない」。
大雑把に言えば、プレッシャーに耐えられませんでした。
「企業/現場では当然」「受かって当然」「持ってて当然」
「できる側じゃなかったの」「受かったと思ってた」「順位見て驚いた」
もううんざりです。無理。
こんな人はねえ、音楽で仕事なんかできませんよ。
もしこれで就職なんかしてみなさい、就職先に対して失礼です。
仲間もできなかったしなあ。
私から絡みに行く相手はまあまあ結構いますし、
いつも私から行ってましたが、
皆は他の人ばっかで、誰も向こうから私のところには来ないんだから。
寂しいなあ。
本当は勝手にフラフラやってくる私を鬱陶しがっているのかもしれない。
すぐ苛つきが行動に出るような奴なのでそりゃ厄介だとは思いますけど。
仕方ないだろ辛くても泣けないからキレるか逃げるしかないんだよ。
いやあ流石に歳の壁は超えたと思ってますが、
なんか誰とも微妙に距離を感じるんだよな……
もう誰も信用できません。
人生明るくなんてならなかった。
卒業を待たず、私は学校をやめます。
この後は業界就職に向けた内容に大きく舵を切るそうなので、
私には不要です。時間の無駄。
その分をごひゃおとしての活動に充てるほうがよっぽど有意義です。
もうすぐYoutubeメンバーシップも解禁されますし。
(ところでオリジナル曲を上げるタイミングを完全に逸してしまったんですけど、どうしたら良いと思います?)
でもあーあ。
私はいつになったら収入が安定するんだろうな。
やっとちゃんと手に職をつけられると思ったのに。
いや安定してなくてもいいから入るときはいっぱいお金入ってほしいわ。
ごひゃお生きていけないよ。
ところで、私の今の同級生に一人、
心から尊敬している憧れの人がいます。
詳しくは書きませんが、
曰くその人は高校卒業後は暫く「迷走」していたそうなんですが、
ある時ある音楽活動に心を動かされ、
ある職業を目指して学校へ入ってきたそうです。
本人の望まぬ形でその経緯は皆の知るところとなりましたが、
その際の説明がよくできていまして、
「ああこの人は本当に自分の道に出会って、
『志』というものを持って歩んでいるのだ」と、
柄にもなく心から感動したものです。
今はまだ満遍なく学ぶ段階なので、関係ない科目でヒーコラ言っていますが、
決して落ちこぼれることなく、
目指す職に近づけるバイトも見つけてきたりして、
日々着実に、夢への道を必死で一歩一歩歩んでいます。
(あとそれとは別に「自分に合うバイト」とやらも既に見つけているそうです)
その姿勢には心を打たれます。
絶対に夢を叶えて栄光を掴んで欲しい。
いやこちらがそう願わずとも、自力でそこへたどり着ける人だと思います。
グループ内で乱闘が起ころうとも、芯の強いその人は、
闘わずして最後まで立ち残っているのでしょう。
そんなその人のことを、私は心の底から、ずっと尊敬しているんです。
是非とも幸せになって欲しい。
ちなみにね、その人学校だといつも一人なんですよ。
まあ私が絡みに行ったことも結構ありましたけど、
向こうから動くことは全くない。
私や他の有象無象が一方的に関わりに行っても、
その人は嫌な顔ひとつせず笑っているんです。
凄くないですか。
本心を隠して、相手を気分良くさせる技術を持っているんですよその人。
その人は「他人」という生き物への解像度も高くて、
他の皆と違って、私が本音を零しても適当なことを言わず、
一緒に紐解いてくれるんですけど、
なんかこう、私ばっかり気持ちをぶつけるのも申し訳なくて、
決して本心を曝け出すことはできません。
だって迷惑でしょ、目の前で泣かれたら。
まあ泣けないんだけど。
ある時ね、学校にいても虚しいと言うついでに、人間関係について訊いてみたんですよ。
そしたらその人言ったんです。「学校に友達はいないけど、外には高校からの付き合いの友達は一人いるし、恋人もいるし」って。
嗚呼あんなにずっと一緒にいたのに私のことは全く友達と思ってくれてなかったのね……じゃなくて、
要はもう完成されているんですよ、その人の人間関係は。
求めるポジションの人物は既に獲得していて、満足しているみたいなんです。
羨ましい。
なんすか。
立派な夢を持っていて、どんな困難があろうと一人で地道に道を歩む芯の強さがあって、
必ず栄光を掴むのだろうという説得力まで放って、
夢とは全然違うが自分自信に合っている仕事があって、
誰が来ても拒まず笑っていられて、
どれだけ辛くても負の感情を決して表に出さないだけのメンタルもあって、
古い友人と恋人がいて人間関係に満足している。
だ?
私が欲しかったものをすべて持っているじゃあないですか。そいつ。
私だってね、本当はそいつみたいになっているはずだったんですよ。
その人みたいに、栄光に手をかざし輝いているはずだったんですよ。
なんだよ自分ばっかり。
人の気も知れないで燦然と輝きやがって。
なにが「感激した」だ。
なにが「満足してる」だ。
本当は私もそうなっている筈だったんだ。
なんでなれないんだよ。
なんでそいつはそんなに立派で、
私はこんなにも落ちぶれてるんだよ。
登る途中の階段を何度か降りたのはお互い同じだろ!?
責任を感じるとすぐテンパって磨り減るのも同じだろう!?
大勢といると疲れるのも同じだろう!?
勝手に気をもんでいつの間にか人と距離ができるのも同じだろう!?
なんで?
なんで私はあいつみたいになれない?
なんであいつは私みたいにならない?
なんで?
その輝きは私も放っているはずのものだったんだぞ。
なんでだよ。
ムカつく。
幸いにして、前回の記事で触れた重めの企画では
私とその人は別々のグループに振り分けられました。
その人は寛容なリーダーの束ねる向上心のある人たちのグループへ、
私はどのリーダーからも要らないと判断されたのか、
独善的な話ばかり聞こえるリーダーのもと、頑固な個人主義ばっかりの余り物の集まりみたいなグループへ。
憎い。
私が学校を辞める前に、挫折を味わい、夢を諦めるその惨めな姿を、必ず曝させてやる。
その人の落ちぶれた姿を目に焼き付けてやる。
私にここまでの劣等感を味わわせたことを後悔させてくれる。
「自分は永遠に階段を登りきることはないんだ」という絶望を、
一緒に味わってもらうんだ。
そうでもしないと、いつまで経っても惨めな自分が再び孤独になるこの状況に耐えられん。
「ああこの人でもダメになることはあるんだ」と、
安心しきってから人の群れを去りたい。
もう嫌なんだその人を視界に入れるのが。
その人の強い光に当たるたび、
自分の中というか、自分という闇を意識してしまう。
私は闇なんかじゃないんだ、光を手にしたいんだ。
私だって光の側にいたいんだ。幸せになりたいんだ。
だから私が闇の人間だなんて現実を思い知らせないでくれ。
これからまた長らく孤独になるっていうのに。
闇の側に一人置いていかないで
まあ実際はね、これだけ不幸を願ったって、
あの人には全く届かないだろうし、
そのまま今の道を歩んで栄光を掴むんでしょうよ。
そうでなけりゃ私がここまで尊敬したりしない。
これしきのことで潰れるような人であってほしくない。
是非とも着実な一歩一歩を歩んで、幸せになってほしい。
でもあいつが光り輝き幸せになることは許しがたい。
あいつには絶望してほしい。一生私と同じ闇の側にいてほしい。
でも光り輝くあの人には闇の側に立つ姿なんて相応しくない。
これは私がこうなる前に作ったアレンジですが、
「嫉妬」というテーマを私の解釈で激烈に描いた作品です。
よろしければ是非お聴き下さい。
はあ。
三回目でやる内容じゃないよこれぇ。4998の文字数だぞ。こんなものに熱入れすぎだろ。
自分のことを知ってほしくてnote書き始めたのに、
嫌な人だと思われるじゃん。
まあ嫌な人なんだけどさ。
下手すりゃ相手のことを「非の打ち所のない悪徳」などと都合よく思っていない分、
私は「僕」よりタチが悪いかもしれない。
はーつら。
せめてあいつの持っているもののうち一つでも私が持っていたらな。
わかりましたよ。
そういうことなら、私は長生きしてみせますよ。
生物的には最後まで生き残るのが善な筈だ。
そのうち生きているだけで得できるようになる。
私の心をかき乱した人達のことを「でも死んだ」と言ってのけられるぐらい、長生きしてやりますよ。
「私より凄かったやつらはみんな先に死んだ」って、言ってやりますよ。
Youtubeは副業になるかなあ。
なってほしいなあこの調子じゃあ本業は絶対定まらないだろうから。
でも今の調子で行けたとして、
オリジナル曲を上げ始めたら途端に人が離れる気がする。
だからってずっとアレンジだけでやっていくのは現実的に考えて無理だし、
なによりアレンジは音への感性を100%出し切れるものじゃないし……。
こんな私ですが――こんな私だからか?
サポートしたいと思う方がいましたら、
是非是非下のサポート欄から宜しくお願いします。
せめてnoteの月額代分はほしいですね。
あ、ニコニコで動画を見ていただくのでも良いですよ。
9月にはそれで900円頂きました。1年分ですこれで。
仮にも来月末には活動開始9周年なんだけどな。
長生きしていれば得できるって本当なのか?
まあどうぞ、その気が少しでもあればホント、宜しくお願いします。
私だって生きるのが怖いんじゃ。
では以上。また来週。