うつ病 地獄へようこそ! 音楽家のメンタルをむしばむ悪魔
あなたは、うつ病ってなったことありますか?
今日もちょっとセンシティブな内容ですから、
この切り口で傷つきそうな方は
読まないようにしてください。
(責任持てません)
さてさて、唐突な質問から
入らせていただきましたが、
実は僕自身、この人生の中で
一度…たぶん…
中程度のうつ状態
だったことがあります。
(ときどきこの話はしているので
ご存知の方もいらっしゃるかと)
“たぶん”と表現したのは
「心療内科の受診」という
アイディアを思いつかず
診断を受けたわけでは
ないからです(苦笑)。
当時の僕は、
心が虚しさで満たされていました。
“虚しさ”なのに“満たされている”
というのも変なのですが、
本当にそんな感じ。
僕、思うんです。
音楽をやめてしまいたくさせる
一番のネガティブ感情って
この“虚しさ”なんじゃあないかな、
って。
苦しくても耐えられる。
哀しくても乗り越えられる。
悔しい想いだって
ツライ体験だって
糧にすることができる。
でも、
“虚しい”っていう気持ちは
どうしようもないです。
この虚しさに囚われてしまうと、
その泥沼から抜け出すのは
本当に困難です。
さて、そもそも
僕ら音楽家は
なぜ虚しさに囚われて
しまうのでしょう。
それは、
「誰のためにやっているのか
わからなくなってしまうから」
ではないでしょうか。
ファンリスナーのため?
メンバーのため?
自分のため?
それとも他の誰かのため?
誰でもいいと思います。
自分のためでも全然OK
だと思います。
自分が音楽をするのは
誰を喜ばすためなのか?
それをハッキリ自覚して
その人の喜びのために
自分の音楽を集中させる。
これができたら
けして“虚しくなる”ことは
ありません。
※
ただし、
「自分のため」に
集中した音楽をするならば、
他の人には一切求められないことを
覚悟することをお忘れなくっ!
そこが落とし穴です。
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