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kindle版「中原中也全詩鑑賞」第6巻の見出し付き目次を紹介します。



中原中也の詩は、新編中原中也全集編集委員会によって、発表されたものが、第1詩集「山羊の歌」、第2詩集「在りし日の歌」、「生前発表詩篇」に3分類され、発表されなかった作品群は「未発表詩篇」として分類されました。

「未発表詩篇」の内訳は
「ダダ手帖」(1923年~1924年)…2篇
「ノート1924年」(1924年~1928年)…51篇
「草稿詩篇」(1925年~1928年)…20篇
「ノート小年時」(1928年~1930年)…16篇
「早大ノート」(1930年~1937年)…42篇
「草稿詩篇」(1931年~1932年)…13篇
「ノート翻訳詩」(1933年)…9篇
「草稿詩篇」(1933年~1936年)…65篇
「療養日誌・千葉寺雑記」(1937年)…5篇
「草稿詩篇」(1937年)…6篇

合計で229作品あります。

中原中也全詩鑑賞6では、このうち「ダダ手帖」(1923年~1924年)と「ノート1924年」(1924年~1928年)の合計53篇を読みます。

<ダダ手帖(1923年~1924年)>

│143│タバコとマントの恋/相対性理論
│144│ダダ音楽の歌詞/躍動する16歳

<ノート1924(1924年~1928年)>

│145│春の日の怒/起承転結
│146│恋の後悔/初めての「女」
│147│不可入性/無縁の衆生
│148│(天才が一度恋をすると)/恋愛伝
│149│(風船玉の衝突)/親のない子の下駄
│150│自滅/詩人様のお通りだい
│151│(あなたが生れたその日に)/無効になった切符
│152│倦怠に握られた男/ナニカ面白いことないか
│153│倦怠者の持つ意志/ケダイの出所
│154│初恋/反三段論法
│155│想像力の悲歌/翅(はね)を休める蝶
│156│古代土器の印象/認識以前
│157│初夏/何でもアリの恋
│158│情慾/オマエガホシイだけ
│159│迷っています/筆が折れそう
│160│春の夕暮/巨大なエネルギー
│161│幼き恋の回顧/マッチの燃えカス
│162│(題を附けるのが無理です)/何かを言いたい相手
│163│(何と物酷いのです)/中身は空っぽ
│164│(テンピにかけて)/ヘナチョコ詩人
│165│(仮定はないぞよ!)/象牙の塔の雨漏り
│166│(酒は誰でも酔わす)/ただの飲兵衛(のんべえ)
│167│(名詞の扱いに)/ダダだ木馬だ
│168│(酒)/孤独な蜘蛛
│169│(最も純粋に意地悪い奴)/天才の仕事
│170│(バルザック)/涙と仁丹
│171│(ダック ドック ダクン)/工場の正午
│172│(古る摺れた)/つらい不合理
│173│一度/翻訳の悲哀
│174│(ツッケンドンに)/泰子にそっぽを向かれ
│175│(女)/私ってあんたの道草なの?
│176│(頁 頁 頁)/ダダイストを愛せよ
│177│(ダダイストが大砲だのに》/概念の愛
│178│(概念が明白となれば)/恋愛下手
│179│(成程)/菓子をめぐる三角関係
│180│(過程に興味が存するばかりです)/アルファベットの芸術
│181│(58号の電車で女郎買に行った男が)/雹の襲来・富永太郎
│182│(汽車が聞える)/故郷の風景
│183│(不随意筋のケンカ)/水蜜桃を食べたい
│184│旅/内面から外界へ
│185│呪詛/失恋
│186│真夏昼思索/声楽家が現れた
│187│(人々は空を仰いだ)/決意
│188│冬と孤独と/心の中の火事
│189│浮浪歌/七五のリズム
│190│涙語/半分ダダ
│191│無題(ああ雲は…)/文語五七調
│192│(秋の日を歩み疲れて)/奇麗なソネット
│193│(かつては私も)/ボヘミアンよろしく
│194│秋の日/別れの季節
│195│無題(緋のいろに…)/ラスコリニコフ

途中ですが、今回はここまでです。


愛の幻、幻の愛


最後まで読んでくれてありがとう!

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