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スペイン巡礼から日本まで!30歳を超えてはまったゲストハウス旅

こんにちは😊
突然ですが、ゲストハウスに宿泊したことはありますか?
安いけど、知らない人と相部屋なんて考えられないし、清潔感に不安がある・・でも、ちょっと気になる?
という方は、自称プロバックパッカー・ごんによるゲストハウス旅のすすめを聞いていってください☺︎


スペインを3週間一緒に歩いたリュック

なぜ、ゲストハウスなのか

ちなみにわたしがゲストハウス旅にはまったのは学生時代ではなく、お金にも余裕がある会社員時代、週末や連休にひとり旅をするようになってからでした。
安い、だけではない魅力がそこにあります!

①1泊1100円!?驚きの安さ

そうは言ってもまずはお財布の味方、ゲストハウス。
ピンキリですが、日本だと2000円〜泊まることができます。
ちなみに私が先日東京で宿泊したゲストハウスは、1泊2500円のところ、Booking.comが割引いてくれて2200円ほどでした。
もちろんゲストハウスは日本だけでなく、世界のあちこちにあります。
物価が高いと思われがちのヨーロッパでも、スペインの巡礼街道では一泊7〜15€ほど。中にはDonation制の宿も(自分で宿泊費を決められる)。
宿泊費が抑えられるので、次はどこ行こ〜と気軽に旅行に行きやすいです!

②暮らすように旅ができる

旅のお楽しみのひとつ、市場巡り
市場で出会う新鮮な魚たちは心惹かれるけど、自宅まで郵送するのはちょっと違う。
そんな時、キッチン付きのゲストハウスに宿泊していれば、市場でゲットしたものを、宿で調理することができるんです!

また、洗濯ができるのも見逃せないポイント。
2日分の着替えをリュックに詰めれば、2日に一度の洗濯で旅が快適に続けられます。

ゲストハウスに泊まれば、共有スペースを活かして暮らすように旅することが可能です。

小樽のゲストハウスもりの木では、魚市場で買った魚たちをフライにしたり、お刺身を手巻き寿司にして食べさせてもらいました。パリのゲストハウスに泊まった際は、ボルドーのレストランで食べきれなかったステーキ肉を刻み、パリの市場で買った野菜と煮込んで衝撃的に美味しいビーフスープが爆誕。それを同じ宿泊者の方とシェアして食べたところ、前日までいたというブリュッセルで買ったチョコレートをお裾分けしていただきました。

ごんの珍道中
小樽市場の海鮮と海苔と、コンビニおにぎり手巻き


余りステーキ肉煮込みスープ in Paris

③人生を変える出会いがあるかも?

ゲストハウスにしかない、ホテル泊では味わえない一番のポイント!!!
ここに泊まったからこそ、出会える人たちがいるんです。

同じ場所を旅している方達と情報交換もできますし、これまでどこに行ったとか、これからどこに行きたいかなど、宿泊客同士でお話が楽しめるのもゲストハウスの良いところ。
何気なくすれ違う人たちにも、それぞれ一人ひとりの人生があるんだなんて当たり前のことを実感します。
普段ゲストハウスを使わない方こそ、常識を疑うきっかけに出会ったり、非日常を感じられるかもしれません。

先日泊まったゲストハウスでは、イタリア人に電子レンジの使い方を尋ねられたことをきっかけにお話が始まりました。11/1に日本に来たらしく、日光から始まり、京都、大阪、四国を回っていたのだとか。2週間お遍路を歩かれたそうで、もしかして!?と思ってスペインの巡礼街道に行ったことがあるか聞いてみたら、2回行ったことがある!と。毎朝白湯にレモン果汁を半分入れて飲んでから、30分後に朝食を取るのが日課とのこと。日本に来てからは、レモンを見つけるのに苦労しているそう。

ごんの珍道中
小樽のバックパッカー宿
宿泊客がみんなお酒好きで、一人1本持ち寄った2泊目
宿主と宿泊客で、一緒に夜ごはん作ることも

同じタイミングで同じ宿を選ぶ時点で、気が合う人に出会える可能性大です。
巡礼街道で出会った韓国の女の子Gonさんとは、今もことあるごとにメッセージのやりとりをしており、会社を休職、退職するときも話を聞いてもらいました。

ゲストハウスの選び方

①レビューを確認する

安かろう悪かろうの宿が存在するのは事実なので、心強いのが過去に利用した人の口コミ。
いちいち口コミ読んでる暇ないよって方は、Booking.comの詳細絞り込み機能で、レビュースコアを8以上にして検索してくださいね😊
(レビュー人数が少ない場合は要注意)

レビューを読んでいると、この宿に泊まるためにこの場所に行こう!と思える心惹かれる宿に出会うこともあります。

ちなみにゲストハウスに限りませんが、海外では、予約サイトとGoogle mapで住所が合っていなかったり、予約サイトに正確な住所が載っていない宿が稀にあります。予約サイトに並ぶレビューは「最高」ばかりなのに、レビュー数が少なかったり情報にちょっと違和感を持ったりしたら、他のサイトでも宿の情報を確認するようにしましょう。他のサイトに載っていなかったり、載っていても情報に齟齬がある場合、サクラである可能性があります。
インドでは、Booking .comのレビューはとても良いのに、いざ向かってみたらあるべき場所にホテルがありませんでした。もう23時過ぎていて他の宿を探すのも怖かったので、現地の人に半泣きで相談したところ、正確な場所を宿へ電話で問い合わせてくれました。結局宿はBooking .comにあった住所とタクシーで5分ほど離れており、さらにレビューと全く違う設備でした。そういう宿は、高い金額で予約を取るために、予約サイト上に低レビューが残らないようサイト上で定期的にホテル名を変え、住所をぼやかして何度も登録しているそうです。正確な住所でGoogle mapの口コミを見ると☆1しかありませんでした。
何か違和感を持ったら、他サイトの情報を確認するようにしましょう。

ごんの珍道中
インドの夜行列車(ゲストハウスじゃない)

②設備を確認する

一口にゲストハウスと言っても、ユーティリティはさまざま。
キッチンはあるか?冷蔵庫は、電子レンジは?コインランドリーがあるか?などなど・・
旅をどんな風に楽しみたいかによって、必要な設備は変わってきます。
こんなつもりじゃなかったー!とならないように、事前に押さえておきたい設備はチェックしておきましょう。

トースターだけでなくコーヒーマシンがある宿も

③旅先で出会った人におすすめを聞いてみる

ゲストハウスに泊まると、宿主や宿泊客の方と交流する機会が多いです。
そこで気が合った人から、また別の良い宿をおすすめされることも。
皆さん個性的で面白い旅のエピソードをお持ちで、この宿のこんなところが良かった!!なんて話を聞くと、泊まってみたい宿のストックが溜まっていきます。

番外編・持ち物

ゲストハウスを快適に楽しむための持ちものを書いておきます。
アメニティを置いていないゲストハウスに遭遇しても、これらを持っていれば問題ありません。

・シャンプー、コンディショナー
荷物を減らしたいので、メリットのオールインを小分けボトルに入れて持って行きましょう。これで洗濯もできちゃう優れもの。
・ワセリン
荷物を軽量化したいバックパッカーには化粧水と乳液は重いんです。洗顔後、濡れたままワセリンを塗れば問題なく保湿できます(ごん調べ)。
・ヘアオイル
上記オールイン使うと髪がきしきしになるので、あると良いです。海外ではドライヤーがついていない宿もありますが、自然乾燥する際にもお役立ち。
・くし
よくホテル宿泊でアメニティとしてもらえる、白くて小さいタイプのくしはバックパッカーの味方です。
・歯ブラシセット
・ドリップコーヒーパック
個人的に必須のもの!紅茶や煎茶、昆布茶などもあると楽しめます。ゲストやオーナーにお土産で渡しても😊朝の時間が楽しめます。
・耳栓
海外のゲストハウスだと、いびきが大きい人と同室になることもあります。
・速乾タオル
タオルがない宿泊所もあるので。100均のでもいいですし、私はモンベルの2000円くらいの速乾タオルをずっと使ってます。夜シャワーを浴びれば、朝までには確実に乾くのでおすすめ。
・トイレットペーパー(海外)
宿泊中に困ったことはないのですが、海外では外でトイレに行った時にペーパーがないこともありました。
・冒険を楽しむ心
ホテルではないので、ちょっとしたハプニングは面白がれる心の余裕を持っておきましょう。宿泊中誰とも関わらないことももちろんできますが、気が向いたら心を開いてみると、思いがけない発見があるかもしれません。

ほとんどはバックパッカーより(荷物を最小限にしたい)の意見で必須ではないですが、ドリップコーヒーなどの軽い飲料は本当におすすめです!

ドリップコーヒーと共有キッチンがあると朝が特にしあわせ


ということで今日は、私が大好きなゲストハウス宿泊について紹介しました。
バックパッカー旅にはまって、ゲストハウスを泊まり歩くようになってから、旅の選択肢が増えただけでなく、楽しみが本当に増えました。

リュック1つで長期間スペインにもインドにも行ける時代。
ゲストハウス泊なら旅の思い出が増えること間違いなしです。

安全には気をつけて、ハプニングを楽しみに出かけてみましょう😊🙌

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