見出し画像

◎掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とのお付き合い◎

約5年ほど前に、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と診断されました。

手のひらや足の裏に、小さな水ぶくれが繰り返してできる病気です。
その症状は、にも現れてきます。合併症として、骨や関節の炎症も現れてきます。

原因もまだはっきりされておらず、難病とも言われています。
治らない病気ではないそうですが、治療は継続して行なっていく必要があります。

母が私よりもずっと前に、掌蹠膿疱症と診断されていました。今では、病名や症状も知られてきているので、適切な治療ができる病院も増えてきました。

しかし、母が手のひらや足の裏の異変に氣づき、いくつかの病院へ通い、やっと掌蹠膿疱症だと診断され、適切な治療を受けられるようになったときには、足の裏の膿疱はひどく、歩くのも辛いほどでした。爪もできた膿疱によって変形し、ほとんど剥がれてしまっていました。何より、合併症により関節の痛みがひどかったようです。

やっとの思いで見つけた病院で、適切な治療を受けられるようになってからは、月1回の病院への通院と、毎日の治療薬、ひどいときにはステロイド軟膏を塗り、症状の進行はおさまりました。

母の手や足や爪を見てきた私は、自分も掌蹠膿疱症だと診断されたときは、絶望しました。
初期症状だったので、すぐに治療を行い、毎日薬を飲むことで、ひどくならずに済みました。

母や私が行っていた掌蹠膿疱症の治療は、ビオチン療法です。

ある女優さんが闘病記を出版され、瞬く間に難病として広く一般に知られるようになったのはこの掌蹠膿疱症性骨関節炎です。これをきっかけに体内のビオチン不足が原因となって掌蹠膿疱症が引き起こされているという説に基づいたビオチン療法が広く一般に知られるようになりました。ビオチンはビタミンHまたはビタミンB7とも呼ばれる水溶性ビタミンの一種で、副作用はないとされています。

梅田皮膚科コラムより
http://umeda.cure.to/column/ppp.html

これは私が以前処方していたものです。

私はこれから一生病院に通い続け、この薬を飲み続けなければいけないのかと、病院へ向かう電車の中でいつも考えていました。
しかし、以前の母の姿を思い出すと、薬を飲むことをやめられませんでした。

そこから、掌蹠膿疱症とのお付き合いは始まりました。

エストニアへ来てからも、日本から大量に持ってきたビオチン剤を飲み続けていましたが、そんな時に、エストニアで、オーガニックサプリメントと出会ったのです!!

エストニアのオーガニックサプリメントのブランド
“ecosh”です。

以前の記事にも書かせていただきましたが、ecoshには、身体に必要な栄養を100%ナチュラルでオーガニックの食材で作られている、身体に優しいサプリメントが揃っています。

そこには、掌蹠膿疱症の治療に必要なビオチンのサプリメントもありました!!

一粒で、約5000μgのビオチンが摂れます。
私は、日本から持ってきたビオチン剤をやめて、毎日このサプリメントを飲むことにしました。

症状は、良くなったり、少しポツポツと出てきたり。
痒みや関節の痛みはありません。
ストレスや疲れにより、出てくることもありますが、ビオチン剤を飲んでいたときと変わらないか、もしくは良い状態の方が多いかもしれません。

もちろん、完治を目指したいところですが、ゆっくりのんびりと向き合えるようになりました。

同じ病氣で悩んでおられる方もいると思います。
1000人に1人の割合で症状が出るという記事を読んだことがあります。

何よりも、普段の食事や生活改善で、完治していけたらいいなと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?