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「ボール拾い役」を掴む・・・内向型なボクたちの20代シゴト生き残り術⑦
ボクたちの中には、議論に割り込むのが苦手な人が多い。ほかの参加者が話していることが稚拙なことであったとしても、話を遮ることを遠慮したり、言葉をうまくまとめられなかったりして、タイミングを逸してしまう。
そこで、比較的簡単な切り口として、見落とされている視点を見つけ、議論が煮詰まったときに提起する、「落ちたボールを拾う」役割が考えられる。話の流れから少し距離を取ってセリフを準備し、場が若干落ち着いて手を挙げやすいタイミングで話すことができるのである。特にグループで議論が盛り上がった時ほど関心のポイントが狭まり漏れが多くなるので、ボール拾いのチャンスが増える。例えば、以下などが考えられる。
予定されていた議題で、まだ話し合われていないもの
途中まで話していたが、関心が移って結論がまだ出ていないもの
漠然と方向性は決まったが、いざ実際に行動に移すときに必要な検討事項
リスクを下げるための準備事項
仮設として議論されていたものを肯定/否定する事実やデータ
「ボール拾い役」は地味ではあるが、チーム失敗のリスクを下げることができるため、十分重宝される。この役を掴むことで、議論の場に誘われる機会が増えることが期待できる。