「自分を変える」のではなく「方法を変える」・・・内向型なボクたちの20代シゴト生き残り術①
「自分を変えよう」した努力は、ほとんどが虚しい結果に終わってきた。振り返ると、以下の原因がある。
現実逃避になってしまう:「精神を強くする」、「積極的になる」、「論理的になる」など抽象論に走りやすく、むしろ具体的な仕事や生活の課題から目を背ける言い訳になりやすい
本末転倒になってしまう:「欠点」に集中して取り組み、自分の商品価値である「長所」から目を背けてしまい、むしろ「長所」をお金になる水準にまで磨く努力が疎かになる
挫折経験を増やす:辛いこと、苦手なことに取り組まないと変わらないとの思い込みから、更に精神をすり減らしてしまい、自信をさらに失ってしまう
カモになりやすい:自己否定に陥っている時は、他人の言いなりになりやすく、焦りから衝動買いをしやすいため、カモになる危険性が高い
つまり、「自分を変える」というのは、お金と時間だけ膨大につぎ込んでしまい、気が付いたら人生が更に詰んでいた、というリスクが高いのである。
そのため、「自分を変える」という抽象論ではなく、今困っている仕事の具体的なボトルネックに目を向け「方法を変える」ことが大事なのである。
その積み重ねによって仕事や生活が楽になってくることで、結果的に自分がもっと好きになれる自分に変わることをめざしていく。