話すタイミングを事前に決める・・・内向型なボクたちの20代シゴト生き残り術④
ボクたちは、話すことを躊躇って報連相の適切なタイミングを逃してしまうことがある。間違った思い込みのまま突き進んだり、状況が悪化したりして、後悔する場合も多い。
その対策として、話すタイミングを事前に決めてしまうことが有効と考えられる。いつ話すかソワソワするより、議論に向けて準備することに集中できるためである。その際、特に以下の点に気を付けるとよりスムーズになる。
内容を踏まえてタイミングを決める:具体的なタスクに関する話であれば途中成果を見せられる時を予測してタイミングを選び、振り返りやキャリア相談であれば週一や月一で機械的に入れてしまう
曜日を工夫する:方向性を早く決めて作業時間を確保したい場合は週明け早々、作業をしてから議論に臨みたい場合は週の真ん中、リラックスして幅を広げて話したい場合は週後半など、狙いをもって曜日を選ぶ
時間は短くする:具体的にどれくらい話せるか十分予期できない段階で時間を抑える場合は、相手の都合を考えて短くする。相手がもっと話したい場合に、求めに応じて延長や追加枠を設定する
キャンセルすることを厭わない:話すタイミングが近づいて、想定ほど話すことがなさそうなことがわかってきたら、相手の時間を無駄に使わないようキャンセルし、理由の説明も含めて別のタイミングを設定する
仕事を進めるのに必要であるなら、話すことはボクたちの義務である一方で、聞くのは上司たちの義務である。そのため、遠慮の必要も余地もないのである。