見出し画像

「コバンザメ戦略」でコネ不足をカバーする・・・内向型なボクたちの20代シゴト生き残り術②

広く薄い人付き合いをして誰も頼りにできないより、ごく限られた人に時間と体力を集中した方が、本音の情報や仕事のチャンスを得られるレベルまで関係を深められる可能性が高い。それが外向型でコネの多い人であれば、なおさら望ましい。

実は、外向型でコネの多い人たちも、以下のような理由でボクたちを必要としていることが多い。

  • 落ち着き:盛り上げないといけない、という強迫観念を持たずに、素の状態で一緒に時間を過ごすことができるボクたちを求めている

  • 補完性:「コト」について、真面目に手を動かしたり、他人に流されない意見を持ったりできるボクたちを求めている

  • 実用性:社交辞令が習慣となっている大勢の人々に飽きており、回りくどいことを抜きに、本音ベースで仕事できるボクたちを求めている

このようなニーズに応え、関係を深めていくにはボクたちの努力も大事となる。

  • 視野に入る:自分の役割を真面目にこなし、余力あるときは手助けを提供し、その積み重ねの中で「使える人」であることを示す

  • 時間を共有する:誘われた時にはなるべく断らず、自分が相手を拒絶していないことを示す。余力があるときは、自分から話す機会を作る

  • 素直になる:問題が起きたら包み隠さずに共有する。さらに、自分の弱みや心配事、欲望を打ち明けることで、相手を信じていることを示す

  • 続ける:相手の欠点も受け入れ、目先の困難のために安易に距離をとろうとはしない

一言でいえば、とにかく信頼できる人になろうということである。そして皮肉であるが、信頼が特に重宝されるのは、ボクたちが苦手とする社会のチャラさのおかげなのだ。

いいなと思ったら応援しよう!