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「モノ」の力を使ってコミュニケーションする・・・内向型なボクたちの20代シゴト生き残り術③
ボクたちは、何か話すことが必要となったとき、ためらっている間にチャンスを逃したり、考えのごく一部しか言葉にできなかったりして、苦戦する場合が多い。
そこで、「モノ」の力を使うことが特に大事となる。不得意科目である人と向き合う瞬間の器用さから、得意科目である一人時間での努力と工夫に、コミュニケーションの成功要因を変換するのである。例えば以下が考えられる。
文章の力を使う:言語化と対人関係を一旦分離し、考えを最適な言葉にまとめることに集中でき、完成度が高い状態で自信をもってコミュニケーションに臨むことができる
試作物の力を使う:口を動かすことから、頭や手を動かすことに、焦点を移す。例えば、提案段階や作業途中において、絵コンテやプロトタイプを準備して議論することで、延々とした机上空論のエネルギー消耗を減らす
権威の力を使う:権威あるソースのデータや記事、有名な著作物や論文、話題の他社事例などを手元に集め、議論の際に持ち出すことで、短いながら受け入れられやすい主張を行う
見た目の力を使う:口を開かずに、人の注意を惹く。同じ内容でも、整然としてわかりやすい第一印象を示すことができれば、議論の雰囲気から焦燥感を和らげ、落ち着いたコミュニケーションが期待できる
これらを通じて、コミュニケーションの心理的な敷居を下げ、もっとためらいなく発信することを習慣化し、成功のチャンスを増やすきっかけにしていきたい。