オレ流クソ主観素人お笑い論33「コント漫才」
しゃべくり漫才とは違い、設定に入りストーリーを展開させながらボケ、ツッコミを繰り広げていく漫才。
色々な設定があるが、例えばベタなのは結婚の挨拶、受験番号が無かった、客と店員とか。
「オレ○○をやってみたい」
「じゃあオレ○○やるから、お前✕✕をやって」
と言って設定に入る。
コントでもできるようなことをセンターマイクの前でやり、コントよりもスピーディーに進めていく漫才のスタイル。
これもまた漫才論争になりそうなスタイルなんだが、今やコント漫才をやってる漫才師は無数にいる。
センターマイクの前だから必ずしゃべくりをやらなければならないワケではない。
漫才の中でコントに入っても、笑いが取れれば、面白ければ良いとオレは思う。
あとはセンターマイクから大きく離れるコント漫才もあるが、あまり離れすぎると聞き手がそれを気にしすぎて内容が入ってこなくて笑えないなんていう人もいるから気をつけなければならない。
話を進めながらボケとツッコミも次々展開させていかなきゃならないので、しゃべくり漫才とは違った難しさがある。
あとはコント漫才をやるにあたり、そのコントの内容に個性が出せるか。
これも重要だと聞く。
コント漫才は色々な題材があるとはいえ、とにかくやり尽くされている。
いかに個性やインパクトを出せるか、新しさを出せるか。
それから、コントに入るのは必ずしも2人ともとは限らない。
ボケだけが設定に入り、ツッコミはしゃべくりで解説というパターンの展開のさせ方もある。
この場合はボケが暴走するタイプ、ツッコミがそれを実況するタイプの漫才だとオレは好みである。
では以上。