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【きのうのにっき】7/3

新しい仕事をする時の大切な心構えについて


昨日は、コールセンター勤務だった頃に
初めて「管理者」というポジションに
就いた時のことを思い出してみた。

管理者とは、
プロジェクトの責任者であるSV(スーパーバイザー)と
実際に電話対応を行っているオペレーターとの
橋渡しのようなポジションで、
オペレーターが対応中、返答や判断に困った時に
そこに走って駆けつけてフォローに入ったり、
SVへ現場の状況を報告して指示を仰いだり、
時にはオペレーターの研修を担当することもあった。

学生時代のアルバイト経験も含めて
コールセンターはかなり慣れた環境ではあったけど、
管理者の経験はなかった。

この時は、アポインターとして入社後、
実務がスタートしてから程なくしてお誘いを受けた。

管理者はアポインターへのフォロー業務がメイン。
よって、瞬間的な判断力が必要で
ミスリードがあってはならない。

コールセンターのことをよく知っているからこそ、
重要なポジションであることもまた理解していた。

日頃の仕事ぶりを評価されての打診であることは
もちろん嬉しかったけど、
責任の重さが返事を迷わせた。

でも、管理者の経験がないことを知った上で
声を掛けてくれている。
上司が信じてくれたなら、こちらも応えたい。
じゃあ、私も信じようと思い、有難く引き受けた。


SV含めて、管理者メンバーは
全員同世代の人たちで構成されていて、
それぞれ仕事に対する信念を持っていた。
メンバーの中で最年長だった私は
負けていられない、と
フロアを走り回ったのを覚えている。


私が所属していたプロジェクトは
数か月間しか稼動しない期間限定のものだった。
仕事に慣れた頃には終わってしまうから、
正直期待はしなくていいだろうと思って
どこか割り切っていた。

でも、はじめて管理者を任されることになって
自分なりの信念を持って
信頼できるメンバーと一緒に働けたことで、
またひとつ大切な経験ができた。

あの時、信じられて本当に良かったと思う。


!NEW!
レモンリーフの香り。

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