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糖質制限が向かない場合もある
一般的には糖質は制限した方が良いですが、目的や健康状態によっては糖質制限が向かない場合があります。例えば:
● 筋量を増やしたい場合:
インスリンが蛋白代謝に作用するため ↓
インスリンは筋肉組織での蛋白合成促進、アミノ酸の取り込み促進、アミノ酸の蛋白への取り込み促進といった作用をもたらす。
● 肝臓および腎臓に問題がある場合:
糖質制限を実践するときに、動物性たんぱく質(特に肉)を過剰に摂取すると肝臓および腎臓に負担がかかります。その理由は、たんぱく質には窒素が含まれていて、代謝の過程でアンモニアが発生するためです。 毒性の強いアンモニアは毒性の低い尿素に変換されるのですが、ここでまず肝臓に負担がかかります。さらに、血中に入った尿素はそのままでは尿として排泄できないため腎臓で「ろ過」されます。しかし、「ろ過」がスムーズに行われなくなると尿酸になってしまいます。尿酸が蓄積されると痛風が発症するリスクが大きくなってしまいます。