二酸化炭素といえば光合成でしょ

前回までのあらすじ

知り合いから「知り合いの知り合いの工場から排出される二酸化炭素を減らしたい」と相談があった。ダイアモンド案やウォッカ案を考えてみたが今ひとつだったので、今回こそ良い案を考えたい。

そとそも身近にある二酸化炭素を考えてみる

初心に戻り、二酸化炭素自体に焦点を当ててみる。すると、工場で排出される二酸化炭素って正直ちゃんと見たことはないことに気がついた。テレビ映像や教科書で煙突からモクモクと出る煙は見たことあるが、日常生活で「こちらが本日排出されている二酸化炭素です」と触れたことは無い(はず)。学校での工場見学でも経験がない(はず)。

そこで二酸化炭素を人生で初めて意識した日を考えてみる。恐らく小学校中学年から始まった理科での「植物は光合成の過程で二酸化炭素を吸収し〜」だろう。それと対となる「人間は呼吸の過程で二酸化炭素を排出し〜」を知り、植物スゲーと感動した記憶があるような無いような。多くの人にとって呼吸と光合成は身近にある存在かと思う。

小学校高学年や中学生になるとCO2だの水上置換だの専門知識を学ぶたことになる。他にも上方置換だの下方置換だの二酸化炭素は空気より重いだの勉強したが、これまで日常生活で使用した記憶がない。そう思って調べてみると、実際に光合成の様子を見ることができる動画を見つけた。こうやって目に見えるだけで学習意欲って変わるなあとしみじみ。

ここまで書いてきた流れで察したと思いますが、排出される二酸化炭素を植物に吸収してもらえば良いじゃん と思ったわけですよ。そうすればオマケとして酸素も排出してくれるし、植物があることで自然パワーも手に入れられる。一石二鳥だ。毎日何十トン(?)も排出される二酸化炭素を吸収できるだけの植物を用意し、用意した植物を置けるだけの敷地を用意すれば完成だ。お金さえあれば解決できる何とも簡単な話だ。どうせなら宮崎名物フェニックスの木で敷地の全部を埋めて欲しい。

画像1

▶フェニックスの木についてはこちら:
テゲツー… 宮崎のアイコン「フェニックス」は、なぜ50年前に「県の木」になったのか?

と、ここまで我が物顔で書いてきたが、全ては同級生のコータローくんから教えてもらったアイディアでした。ありがとうコータローくん。

締まりのない終わりを迎えてしまったが、、、

世の流れとして、二酸化炭素を減らそうという動きになっています。その時にカーボンニュートラルという考えが重要になるかと思います。詳しくはこちら▶ 経済産業省…「カーボンニュートラル」って何ですか?(前編)~いつ、誰が実現するの?

… 「全体としてゼロに」とは、「排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする」ことを意味します。つまり、排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかったぶんについては同じ量を「吸収」または「除去」することで、差し引きゼロ、正味ゼロ(ネットゼロ)を目指しましょう、ということです。これが、「カーボンニュートラル」の「ニュートラル(中立)」が意味するところです。

正味、呼吸やゲップですら二酸化炭素は排出されてしまいます。出した二酸化炭素を何かに変えることでプラマイ0にしようという考えです。… 初回に書くべき内容を最後に持ってくるあたり、記事を書くことへの慣れてなさを実感します。反省です。

Noteを4日前に始め、これまで二酸化炭素について3本の記事を書いてみました。対面したことの無い方から頂くスキはとても励みになります。ありがとうございます! また、他の方々のNoteを見て「まだまだ知らない面白い話ってたくさんあるんだなぁ」と感じました。自分の記事も誰かにとっての知らない面白い話になるように頑張りたいと思います。終わり!



いいなと思ったら応援しよう!