【寒中見舞いはがき】リクエストにお応えして描いてみました
「年賀状の投稿だけでなく、寒中見舞いはがきも麻衣先生ならどう書くか、ぜひ見せていただければ嬉しいです」
Instagramをいつも見てくださっている生徒さんからリクエストをいただきました。
ありがとうございます!
ここでご紹介の前に、寒中見舞いはがきについてちょっとした基礎知識を。
寒中見舞いはがきってそもそもどんなシーンで、いつ出すのが適切なのでしょうか?
出す経験があればご存知かもしれませんが、なんとなく受け取っていた人も多いかと思います。(私もそうでした^^;)
寒中見舞いはがきは、本来一年の中で最も寒い季節に相手を気遣ってお互いの近況を報告しあう季節の挨拶状として使われたものです。
最近では喪中で年賀欠礼したことや訃報が行き届かなかったことへのお詫びを記すものとして、また喪中の相手を気遣うお見舞いなどに使われることが殆どですね。
寒中見舞いを送る時期は、松の内が明ける日から立春までとされています。
1月1日の元旦から、一般的に(特に関東)は「1月7日まで」が松の内となっており、関西では「1月15日まで」とする地域も多く、また10日までとする地域などもあるそうです。2024年は節分の翌日2月4日(日)が立春の日です。
では、さっそく寒中見舞いとして書きました二つをご紹介させていただきます。
ひとつはこちら。冬の花の代表である椿をモチーフに描いてみました。
赤い椿は色が鮮やか。インパクトも強く年賀状にも寒中見舞いにも彩りを添えてくれる花です。
今回は白い椿を混ぜて、紅白に。
椿と南天、梅のなかに雪うさぎをさりげなく。
上品な中にも可愛らしさをアクセントに添えました。
こちらはまたひと味雰囲気を変えて、冬がお好きな動物たちを。
雪だるまにぴったりくっつきのんびり座っている白くまとぺんぎんに、描いているそばから癒されていました♪
動物を描くときには、ふっくら優しく、おおらかな線で輪郭をつくると可愛らしくなります。
チークをつけるように、桃色や茜色といった可愛いお色でほっぺを色づけてあげるのをお忘れなく!
チークにも淡いピンクやパッと明るいオレンジ、りんごのような赤と様々あってシーンや気分で選ぶように、色はどうぞお好みで。
ご紹介した2枚は冬のご挨拶として、寒中見舞いに限らず二月ごろまで使えるデザイン。ご参考になれば幸いです。
まだまだ都内は雪の気配がありませんが、皆さんの地域はどうでしょうか。
温かくして、お健やかにお過ごしください。
【玉城麻衣 たましろまい】
1993年生まれ、熊本県出身。
2015年、自分の人生で出逢う1000人の 縁ある方へ筆文字で「ご縁はがき」を届けるチャレジに挑戦、2年間を経て1000枚を書き上げる。
その翌年から「ご縁はがき講師」として 活動を全国で展開。 講演、セミナーは累計100回以上。 出会ったお客様の数は1100名を超える。
2018年7月「ご縁はがきのキセキ」 個人出版500部。
2020年11月福井新聞掲載。同年12月週刊誌「週刊女性」掲載。
2021年9月書道のはな*みちスカウトキャラバン、カリグラフィー部門グランプリ受賞。
2021年4月「一枚の奇跡」(文芸社)出版。
2021年4月初個展「ご縁はがき展」を東京都内にて開催。
公開講座の他、企業研修や公立高校での出前授業、学童や福祉施設においてもご縁はがきを通して、手描きの筆文字で感謝を伝える技術を普及している。
【お仕事について】
・公開講座へのお問い合わせ、
・出張講座などの講師のご依頼、
・デザインや記念品制作など書道家活動
下記リンクよりHPをご覧ください。
個別のお問い合わせもお待ちしております。
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