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DMを120%活かす! DMを活かすための顧客名簿の取り方&活用術
DMで売り上げを作り出す第一歩は名簿を取ることです。店舗において名簿は果樹園を作る種と同じです。種を植えて木を育てていくことで毎年収穫できる果樹園ができます。種は取っても、植えて手入れをしないと育ちませんし、売り上げという実もなりません。名簿も同じです。まずは取る、そして育てる。
名簿を取る方法、名簿を育てていく管理方法、名簿特性をDMに活かす方法、これらのコツをつかみ次回からのDMに役立ててください。
顧客名簿の取り方4ステップ
お客様にいきなり「名前と住所を教えてください」と言っても、なかなか教えてもらえないものです。それは、教えることによって、何が起こるか分からないからです。
人は予定外を恐れます。ところが、自分にとって得なことがあると分かれば興味を持ちます。それがどんな得なのか分かりやすければ安心感があり抵抗感も減ります。また「やめ方」を先に教えることも重要なポイントです。
顧客名簿を取るときはやみくもではなく4つのステップを踏みましょう。
お客様が名前や住所を教えたくない理由は決まっています。何に使われるかが分からない、何が送り付けられてくるかが分からない、こういった不安のためです。これらに先に答えてしまうと名簿獲得の成功率が上がります。口で説明するより実物見本を用意しておいた方が一瞬で説明できます。
人は新しいことを始める時に「できなかったらどうしよう」と心配して始められません。名簿記入も同じで「DMもらってもいらなかったらどうしよう」と先に考えると煩わしくなります。名簿記入の説明段階で、始める前にやめかたをお教えすることは、この不安をなくします。だから名簿取得率が上がるのです。名前や住所を教えると何が起こり、それがお客様にとってどういう得になるかを伝え、やめ方を教えたら「いかがなさいますか?」と伺ってお客さまに記入するかどうかを決めていただきましょう。
名簿記入を断られても人間性を否定されたわけではなく、単純に必要ないという事実を教えてもらっただけですから、結果を気にしないで全てのお客様に声を掛けようとする心持ちが大切です。
お客様に断られない名簿づくり4つのステップ
1、名簿登録後に送られてくるDM等の実物を見せながら
2、お客様の得になることを教え(チラシには出ない少量限定商品のお知らせや特別クーポンが送られますよ、等)
3、やめ方を教えつつ記入用紙を差し出す
4、自分で決めてもらう(断られたら、あっさり終了する)
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