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役立つ記事を書いても読まれない理由 -役立つ記事と需要のある記事の違い

こんにちは、GOEMONです。

noteへ取り組み始めてから2週間が経過しました。参考のためにnoteを中心にはてなブログやTwitterなど、たくさんの人気の記事を比較していたところ、タイトルの通り2つの記事はとても似ているようで似ていないことに気が付きました。

・読者の役に立つ記事
・需要のある記事

読者の役に立つ記事をたくさん書いてあるのに、全然伸びない、読まれないと僕と同じ悩みを持っている方の参考になったり、ひらめき、改善のキッカケになれば、と思いこの記事を投稿します。

何について誰のために投稿するのか

本気でブログやnote、Twitter、YouTubeへ何かしらを投稿している方のほとんどは「誰に向けて」「何について」発信するかを考えた事があると思います。

大雑把に
・誰:ビジネスマンに向けて
・何:株式市場について

とザックリしたものから
・株で中長期投資をしている20代~30代の若年層に向けて
・毎月数万円の積立から始める資産形成について

のようにかなり属性や内容を絞ったものまで、人それぞれ意識的に、または無意識的にでもターゲットやカテゴリーを定めているはずです。

大抵の記事は読者の役には立つ

こうしてターゲットを明確にすると、大抵の記事はちゃんと「読者の役に立つ記事」になることがほとんどです。

推察:20代でまだ資産運用に回せるお金がない人が多いだろう
課題:給料が少ない中でも資産運用のための資金をどう捻出するか
記事:手取り20万円でも投資資金を毎月3万円捻出するための節約術10選

みたいな具合です。これは需要もあり書けば一定数の読者を獲得できそうです。

次に、

推察:20代で資産運用に興味がある→今の世界経済にも興味があるのでは?
課題:経済に興味がありニュースを読んでみてるけど、そもそもがわからない
記事:ゼロからわかる、世界でインフレが起きている理由!

という記事を書いたとします。この記事も少し読者層は先の例より限定されますが、充分に「読者の役に立つ」記事でしょう。

しかし、実際にはほとんど需要がないのです。

具体的な次のアクションを提示/示唆する必要がある

需要がないのはなぜか?

noteを中心にかなり多くの記事を比較した結果、(特にビジネス関連の記事は)読んだ後に「それで?」とツッコミが入れられるものは需要がありません。

さらに言うと記事を読んだ結果、具体的な次のアクションに繋がるか、次のアクションが提示、示唆されているかどうかが重要なのです。

先程の2つの記事を比較してみます。

・手取り20万円でも投資資金を毎月3万円捻出するための節約術10選
→節約術を試して、実際に投資資金を捻出できるかもしれません。
→節約術を試すというアクションが提示されています。

・ゼロからわかる、世界でインフレが起きている理由!
→インフレがなぜ起きているのかわかった!
→それで?またニュースを読めばいい?

後者はその記事を読んでから、次のニュースに目を通した時に理解が深まったり、これはこういう意味だったのか、と感心することはあるかもしれません。

しかし、それだけです。確かに読んだ方の知識となり役立ってはいるのですが、無限に大量のコンテンツが生成される現代では、それだけでは弱く、全く読まれない記事になってしまいます。

それで?というツッコミを無くして需要がある記事にしてみる

・ゼロからわかる、世界でインフレが起きている理由!
をどうしたら読んで貰える記事に出来るかを考えてみます。

記事を読んだ後の具体的なアクションとして、何を提示するべきでしょうか。読者は記事を読む時間の対価として、何が欲しいのでしょうか。

一番わかりやすいのは、「何に投資をしたら良いか、しない方がいいか」でしょう。資産運用に興味があるのですから、資産を増やしたいハズです。

例を挙げると、

世界でインフレが起きている理由を理解

その原因は今こういう状態でインフレは現状◯◯だよね

利上げがそろそろ終わるかあってもあと少し、その後は現状維持から利下げと推測されてる

結果、債券市場は今後上昇するのでは? 

のような記事内のイメージです。

極端な例ですが、当初の単純なインフレの理由解説から、さらにプラスされて債券市場は今後上昇するかもしれない(債券市場に投資するのを検討しなよ)、という具体的な次のアクションが示唆された記事になりました。

タイトルも下記のように変更します。

前:ゼロからわかる、世界でインフレが起きている理由!

後:世界的インフレの要因と米国債の関係、利上げ停止後の債券市場は上昇か?

当初の単純な解説記事ではなく、具体的なインフレの理由を理解した上で、じゃあそのインフレの要因が解消されたら、何が起こるのか。債券市場が今後上昇していきそうだ、投資を検討してみよう。とアクションを示唆する記事になりました。

(もちろん投資助言に当たらないようになどありますが、この例はあくまでも例なのでツッコミ無しでお願い致します)

読者の役に立つのは読者が読んで何ができるのか

エッセイやマンガなどカテゴリーが違うとまた話が変わってきますが、ビジネスやHow to系の記事は結局のところ、これに尽きると思います。

読者の役に立つ記事は何かというのは、読者が記事を読んで何ができるのかを考える必要があるのです。

今回たくさんのnoteやブログを漁りまくって、本当にたくさん「役に立つ記事」がありました。

しかし、めちゃくちゃ良い記事なのにおそらく全く読まれて無くて、僕ぐらいしか見つけて無いんじゃないかと思う記事も多かったのです。

そう言ってる僕も2週間ほどnoteで結構本気で記事を書いても20Viewぐらいしか行かなかったり、Tweetも30impとかだったりで泣けるぐらい悲しい気持ちになったりしています。

けど、人気の記事と自分の記事を含めた人気のない記事を比較してみるとやはり違いました。

繰り返しになりますが、「役に立つ」けど、読んだ後に「それで?」となる記事は人気になれない、需要がないのです。

せっかく一生懸命書くのですから、どうせならたくさんの人に読んで貰いたいし、欲を言えば認められたい。

そのためには日々大量にコンテンツが生成される現代で需要のある形式でコンテンツを作らなければなりません。

もし、みなさんが読者の役に立つ記事を書いているのに、なかなか読まれないと悩まれていたら、ぜひ具体的な次のアクションを提示/示唆することを意識してみてください。

僕のこの記事の「具体的な次のアクションを提示」はまさに「読者の方がご自身の記事に具体的な次のアクションを提示」するようになることです。

それではまた!

P.S.
この記事を書く前日に書いた下記の記事なんかはまさに「それで?」とツッコミが入る記事です。

話題のネタにも関わらず、役に立つにも関わらず、あまり需要がない。悲しいけど事実として受け止めて改善していかければなりません。

共に頑張りましょう!


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GOEMON|投資と経済
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