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ついに父親に。生まれた瞬間、これからの決意

生まれるまでのカウントダウン

ついに我が子が生まれました。
出産予定日を過ぎてもなかなか生まれる気配がなく、「本当に生まれるのかな?」と不安に思う日々が続きました。
そんな中、「おしるしが出た」と妻から言われ、心の中で「そろそろかな」と思いながら待ち続けました。

その日の深夜、妻が「お腹が痛い」と言いながら寄ってきましたが、それでもすぐには生まれず、彼女が一晩中痛みに耐える間、私は隣でぐっすり眠ってしまいました。
翌朝、妻が病院に電話をしている声で目を覚まし、タクシーで病院へ。入院後、促進剤を使うことになりました。

「夕方以降になるかな」と一度帰宅しようとしましたが、義母から「その場にいた方がいい」とアドバイスを受け、その場に残ることに。
結果的に予想よりも早く進み、「そろそろだ」と何度も思いながら待つ時間。そして、ついにその瞬間がやってきました。


生まれる瞬間の感動

「頭が出てきたよ」と言われた時、妻が触れて「わぁ」と感動する姿が印象的でした。その様子を見て、「本当に生まれるんだ」と実感が湧いてきました。
そして赤ちゃんが出てきた瞬間、言葉にはできない感情が溢れ出しました。「わぁぁ」という驚きと感動で口をポカンと開けたまま、涙が自然に出てきそうになりました。

生まれた赤ちゃんの姿を見た瞬間、
「本当に生まれたんだ」という気持ちと、
「妻、お疲れ様。ありがとう」という感謝の気持ちが込み上げました。

そして何より、出産に立ち会えたことが本当に良かった。
目の前で命が誕生する瞬間を見届けるのは、すごく貴重な体験でした。この経験を共有できたことが、私たち家族にとって大きな財産になると感じています。


妻への感謝と尊敬

妻は最後まで痛みに耐え、無痛分娩を希望していたにもかかわらず、最終的には自然分娩を選びました。
痛みに耐えて赤ちゃんを産む姿を目の当たりにし、「女性は本当にすごい」と心から思いました。

出産という経験は多くの母親が通る道で、「当たり前」と言われるかもしれませんが、その瞬間に立ち会った私にとっては「当たり前」では済ませられない感謝と尊敬の気持ちでいっぱいでした。


生まれた瞬間の「不思議な感覚」

生まれた直後、私は「かわいい」と思いながらも、不思議な感覚に包まれていました。それは「自分の子どもが生まれた」という実感が薄く、「妻から生まれてきた子」という感覚の方が強かったからです。

さらに、「人が生まれる瞬間」を目の当たりにしたこと自体が不思議でした。赤ちゃんがこの世に生まれてくる瞬間は、「生命の流れ」を感じさせる特別な時間でした。
人生の始まりに立ち会える機会はそう多くはない。だからこそ、この瞬間に立ち会えたことを一生忘れないと思います。


父親としての責任感

生まれたての赤ちゃんと疲れ果てた妻を見て、自然と「俺が支えなきゃ」と思いました。それは子育てだけでなく、家計や気持ちの面でも支えることを意味します。
妻に負担をかけすぎないよう、自分も家事や育児に積極的に関わり、家族全体がうまく回るようにする必要があると感じています。

これからは「自分を優先しない生活」が始まります。
でも、それを「我慢」とは感じたくない。
むしろ、子どもの成長を楽しみながら、可愛さに癒されながら、子育てに取り組んでいきたいと思います。


実感が湧くのはこれから

「父親になった実感は?」と聞かれると、正直まだピンときていません。今はまだ日常の生活が大きく変わっていないからだと思います。
でも、妻と子どもと3人で出かけた時や、日常の中で家族としての風景を当たり前に感じるようになった時、その実感が湧いてくるのかもしれません。


これからの変化と覚悟

赤ちゃんが家に帰ってくることで、今までの「当たり前」は確実に変わります。これまでできていたことができなくなり、自由な時間が減ることもあるでしょう。
でも、それと引き換えに得られる「家族」としての時間や成長があると信じています。

不安もありますが、それ以上に楽しみな気持ちが大きい。
変化をポジティブに捉えながら、新しい生活を家族みんなで築いていきたいと思っています。


最後に

「妻、本当にお疲れ様、ありがとう。
そして赤ちゃん、ようこそ我が家へ。」

これからどんな日々が待っているのか、期待と楽しみでいっぱいです。
家族みんなで一歩一歩、少しずつ新しい「当たり前」を作っていきたいと思います。

From ゴエモンぱぱ🏯🌸🍃

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