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はだかの太陽 (アシモフ・冬川亘)

昨晩遅くに読了した。今作はバディ物感は薄く、ほぼベイリが単独で捜査と推理を進めていく話だった。わたしはAIと人間の会話に興味があるので、その点は物足りなかった。人間が異なる環境下でどのように文明生活を発展させていくのか、地球人、ソラリア人、オーロラ人、その他にも宇宙に移住した子孫たちがこれからどうなっていくのか興味深く読んだ。
思ったよりもすごくミステリーしていて驚いた。鋼鉄都市より、さらにミステリー感が増していた。でも、鋼鉄都市のほうが個人的には好みである。
冬川亘さんの訳文がよかった。鋼鉄都市の福島正実さんの訳文もよかった。第一作、二作目と訳者に恵まれたのは幸いであると思う。

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