不安に思う女

「未来への不安」と「過去への後悔」ほど無駄なものはない

個人的に、ものすごく「無駄」だと思っていることがある。

それは、「未来への不安」と、「過去への後悔」である。


なぜか?


「未来」も「過去」も自分ではコントロールできないからである。


例えば、明日大事なプレゼンがあるとする。
不安になる気持ちは分かるが、不安になったところでどうしようもない。

大きな失敗をしたとする。後悔する気持ちはわかるが、過去は変えられない。
失敗してしまったものは仕方がない。


「コントロールできない」という点で考えると、「他人の思考」も同じである。
他人の思考を変えることはできない。
どう考えても不可能である。

だったら、「他人にどう思われているか」を気にしたところで仕方がない。



世の中は、大きく二つに分かれている。

「自分でコントロールできること」と、「自分ではコントロールできないこと」である。

「自分でコントロールできないこと」に思い悩んでいても、時間の無駄である。
自分ではどうすることもできないのだから。


いかに、「今」に自身の思考を集中させられるか。
いかに、「コントロールできること」に集中できるか。

これがものすごく大事だと思う。


ベストセラー「嫌われる勇気」に、「課題の分離」という言葉があったが、まさにそういうことである。


自分でコントロールできることに集中しよう。

そうすれば、だいぶ生きやすくなる。



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