若者は「未来」に肩入れしすぎない方がいい【焦れ】
今回は、「若者」についてのお話。
大人たちは若者に、「これから何でもできるぞ。いいなぁ若くて。。」と言う。
若者は、「自分にはまだまだ未来がある...!」と思いながら育っていく。
すると何が起こるか。
若者たちは、過度に「未来」に期待し始めるようになる。
「俺にはまだ未来がある」
「まだまだ大丈夫」
「私は何にでもなれる」
「未来」を、自分の不安で満たされない心の「拠り所」にするようになる。
現実世界の自分の「不安」「未熟さ」を「未来」で補填しようとする。
「未来」を言い訳にサボろうとする。
つまり、「今」を直視しなくなってしまうのである。
これは危険なことだと思う。
「未来の自分」と「今の自分」なんて、そんなに大差はないからだ。
例えば、今まで全くモテなかった人が、急にモテるようになるなんてことがあるか?
急に運動能力が向上してスポーツ選手になれるか?
ハッキリ言ってほぼ無い。
「未来の自分」はそんなに凄くはないからだ。
つまり、「未来の自分を美化する」「未来の自分に期待するな」ということである。
今できることを未来に先延ばしたって、いいことは一つもない。
「挑戦」は「未来」じゃなくて、「今」しよう。
「もっと刹那的に生きろ」
「過度に未来に期待するな」
「時間がいつまでもあると思うな。未来がいつまでもそこにあると思うな」
「今を直視しろ」
悠長に構えていられるほど、「時間」はない。
若者よ、「焦れ」
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