【No,1】史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち
読書記録と学びのシェアです。
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■読む目的
・真理を学ぶ
・東洋思想が注目されている背景を知る
■学び・気づき
・西洋思想は外的、東洋思想は内的な哲学 「自分とは何者なのか」
・自分とは「認識するもの」「アートマン」であり、それ以外は自分ではない
・すなわち、体・脳・心等はただの「機能」であり、感情・思考とは「機能が出力した情報」(私は、それを認識しているもの)
・すべてのものの実体はない。
(例)自転車
自転車という実体は存在しない。それは、ハンドル、タイヤ、フレーム、更にそれらを構成する部品、部品を構成する原子、原子を構成する・・と、分解することができる。自転車とは、「自転車」という区別をしただけであり、実体があるわけではない。
→そこにAがある(存在する)=そこにAという名前の区別のための境界線を引く
・更に、原因と結果は入れ替わる。これらは思い込みである
(例)リンゴが落ちる
落ちるというのは人の思い込み、地球の引力によって引きつけられているという見方もできる。
→すべてがつながった巨大なドロドロの海の中から、一部分の関係性だけ切り出し、〇〇と名付けて世界の仕組みを理解した気分になっている
・悟りとは体験して「分かる」もの。体験学習であり、論理的に伝えられるものではない
・だから、「悟り(タオ、仏)」という結果に行きつくための手段は、ウソ方便ばかり、そこに意味はない、大事なのは結果に行きつくことだから
■ネクストアクション
・座禅を組み瞑想(思考・感情を他人のものと捉える)
■メモ
悟りを得ている人とは・・
日常的な出来事や思考活動が『自己(私)に触れることが出来ない』という真理を「知っている」こと。だからこそ、起こるに任せる。身体が動くに任せる。脳が考えるに任せる。なぜなら、どんな映画が上映されようと、それが『観客』そのものを傷つけるものではないことを知っているから。
そして、その「知っている」は他者には絶対に分からない。あなたがリンゴを見た時の『赤い』というあの独特の『体験(視覚イメージ・質感)』がどんなものであるか ーそれどころかそういう体験を本当にしているのかどうかすらー 他者には絶対にわからないのと同様に、あなたの『悟り』も他者には絶対に分からない
つまるところ、『それ』は他者に証明するものでもないし、他者から照明してもらうものでもないのだ。だから、『私』が「最強」であることを『私』だけが知っていればいい。天上天下唯我独尊、史上最強。
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