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この落とし前
断捨離、続けています。
が。
捨て方がよくわからない物が出てくると「うーん」と、後回しにしていました。
そういう事ってあるよね?(同意を求めてみた)
「そのうち使うかもしれないしー」
はい、出たコレ、捨てられない人の常套文句。
使わないよ。
もう、5年も10年も使ってないで、しまわれてるんだから使わないよ。
あと、ちゃんと見て。
もう外観が年季入っちゃって、アンティーク風(最上級にポジティブな言い方で)になってて、明らかに買った時と手触りが違うよ。
そのまま「可燃」もしくは「不燃」で出すだけではダメっぽいので、しぶしぶ(オイ)グーグル先生に聞いてみました。
やっぱ、可燃でも不燃でもなくて、ゴミ置場にそのまま置いてもダメぽい。
写真付きで丁寧に捨て方を教えてくれました。
めんどく・・・いえ、ここでやらないと、アンティーク風が反乱を起こしてさらに大変な事にならないとは限らない。
先生のお知恵を拝借した結果。
ベランダに召喚されました。
ゴミ箱。トイレットペーパー。スプレー缶2本。
最初、フィックス(フィクサチーフ。絵の定着スプレー)だけやろうとしていましたが、せっかく捨てるなら、とケープもついでに処理する事にしました。
今日はスプレー廃棄におあつらえ向きの天気なのです。
雨が降っていて、風が強く、蒸し暑い。
ということは、窓をガンガンに開けっ放しにしたり、ベランダに洗濯物をズラーッと干してある、という可能性が低いので、近隣迷惑になる可能性も低くなります。
トイレットペーパーに押し付けるようにしながらスプレーを噴射するのですが、それでも少しは周りに飛ぶし、匂いもするからです。
プシーーーーーッ!プッシーーーーーーーッ!!
ベランダにしゃがみこんで、ひたすらスプレーボタンを押していきます。
フィックスを噴射していたら、古いからか(軽く15年モノ。なんですか?上等なワインですか?)途中、出が悪くなりました。
気分転換に、ケープ(5年モノ)を噴射。
スプレーボタンが押しやすい!
女性が使うことを考えているのか、15年モノよりは新しいからなのか、スプレーボタンが大きくて柔らかくて、出がいいし、何より小さいのでケープはすぐに空になりました。
おい、フィックスーw
スプレーボタンが小さくて硬くて出が悪い。
しばらくやっているうちに握力がなくなってきました。
ペットボトルの蓋もしばしば開けられないことがあるくらいの脆弱さです。
指がプルプルしてきました。
そしてフラフラしてきました。
これは!?
アカン!吸い込みすぎた?中毒的なアレかも知れん。
DA・YO・NE〜!
いったん、室内に避難して休憩してから、続きをやる事にしました。
ただし、フィックス缶はどう考えても、まだ半分は残っています。
震える手で(握力が戻らないw)お昼ごはんを食べながら「もしかしたら、お腹が減ってフラフラしたのかな?」と思いました(たぶん、違う)
ごはんを食べて一息ついていると、外からバラバラいう雨の音が聞こえてきました。
「よし、続きやろう」
風に煽られて雨が吹き込むベランダでトイレットペーパーにスプレーを吹き付け続けました。
指がー!手がー!
苦労しましたが、なんとかフィックスも完了しました。
教訓:
「今度からスプレー、買う前に使い切れるか考えてから買おう」
追伸:
また、ベランダにGが倒れていました。
「わあっ!結界(ベランダに置いたブ○ック○ャップ)の力、すごーい!」
・・・スプレーを吹き付けたトイレットペーパーと一緒に処理しました。
もうイヤーーーーー!!