小林よしのり『ゴーマニズム宣言コロナ論』に学ぶコロナ禍をサバイブするためのメンタルセット5選

コロナ禍でメンタルが病んでしまう人もいると思います。

そんな中『ゴーマニズム宣言コロナ論』で「コロナ君」というキャラを作り「コロナは怖くない」と訴えている小林よしのり先生のメンタルセットをお伝えします。

1、日本ではコロナは怖くない

「なぜ海外の流行を基に試算する?
日本と欧米では、感染の進み方が全く違うのに、なぜ海外のデータを丸呑みしてして試算している?」
「死亡者(2020年4月執筆時点)
アメリカ 2万473人
イタリア 2万1067人
スペイン 1万8056人
フランス 1万5729人
イギリス 1万2107人
中国   3341人
日本   119人
何も対策を取らなくても日本の119人の死者が42万人に跳ね上がるなんて会い得ない」
「日本には日本の『国民性』や『医療システム』や『医療機器の技術力』があり、その総合力で、新型コロナの死亡者数を奇跡的に抑え込んでいる!」

日本と海外では感染の進み方から国民性から何もかも違うのに、海外と同じペースで恐怖を煽るのは間違っているということです。

2、集団免疫の獲得に向かう

「だからわしは、コロナ対策は『集団免疫の獲得』と『重症者に絞った医療』の2つに絞るべしと言う。あとは日常に戻り、経済活動に励んでいいのである!」
「感染者数がいくら増えても『死者数』が、日本は圧倒的に少ないのだから、日本は『集団免疫の獲得』に向かう好条件がある。
感染者の80%が軽症者で、重症者も含めて8割が人に感染させてもいないのだ」

軽症者は自宅療養し、無症状者は感染させ、人口の6割に感染させれば集団免疫となるそうです。

3、発症日ベースでのデータを見る

「新コロ感染症の発症者は全国で4月1日に、東京では3月30日にすでにピークを迎え、後は下り坂になっていたのだ!
コロナウイルスの潜伏期間は1日〜14日、平均で5.8日というから、「感染日」のピークはさらに5〜6日前。つまり全国では3月26日〜3月27日、東京では3月24日〜25日に感染流行のピークが過ぎていたことになる!」
「なんだって!? 緊急事態宣言前じゃないか〜!?」

陽性反応が出たことが報告された日ではなく、発症日を見ないと正確に分析できないそうです。

4、「羽鳥慎一モーニングショー」を信じない

「マスコミがデータを無視して恐怖を煽り、洗脳したからであって、その主犯こそが岡田晴恵と玉川徹なのだ!
この二人が他局の番組とは比較にならないほど徹底して新コロの恐怖を煽りまくったことで、同番組はダントツの視聴率を稼ぎ出した。
元々朝からテレビ見てる層は高齢者か主婦が多く、最大の関心事は健康だからその不安につけ込んで恐怖を煽れば視聴率は爆上げになる」

不必要に視聴率のために不安を煽るメディアに洗脳されてはダメだと。
これはコロナ以外でもそうですね。

5、ウイルスを進化の鍵と考える

「我々のゲノムには、ウイルスが『水平移動』した塩基配列がわんさか存在しているのだ!」
「細胞性生物にとって、ウイルスは、遺伝子の水平移動など『進化』に重要な役割を果たしてきたのだ。」
「ウイルスを根絶して進化を拒否するよりは、宿主を破壊する確率が低いウイルスなら、我々は共生してより強靭な人類へ進化したほうがいいのではないか!?」

コロナの不安でメンタルをやられてしまっている方は、『ゴーマニズム宣言コロナ論』を読んで、コロナと強靭に共生するのもいいかもしれません。

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