🎮ゲーム開発でスタッフの遊び心はどこまで許容されている？

みなさん、おはようございます!
今日は私のnoteを読んでくださっている方から、書いて欲しいと提供して頂いたテーマになります。
ゲーム開発でスタッフの遊び心はどこまで許容されているのか?という話を書きます。

遊び心とは具体的には、
・隠しコマンドでエクストラステージが遊べるとか
・イースターエッグといって特殊な場所に、特別なアイテムを隠しているとか
・建物の壁の落書きにメッセージが書いてあるとか
・同じ会社の別のゲームキャラクターをコッソリと登場させているとか
・スタッフが飼っている愛犬をゲームのキャラクターとして登場させているとか
・モブキャラクターをスタッフの顔ソックリにしているとか

他にも色々とあります。
このように実際の製品で遊び心を入れられているように、かなり自由度が高いのです。
といってももちろん法規制や倫理規定といったことには配慮が必要なのですが、事細かにこれはダメとか決まっていることは少ないです。
すくなくとも私が知っている日米欧中の企業ではそうでした。
やってはいけないことは、作品世界を壊すようなものやプレイヤーを不快にさせるものです。
それ以外はディレクターやプロデューサーの判断になります。

ゲーム開発者たちはプレイヤーが楽しむゲームを作っているので、やはり良いチームでは開発メンバーがイキイキと、楽しみながらゲームを作っているので、自然と面白い隠し要素を考えついたりするのです。
先にあげたようなことはのほとんどを私もやったことがありますw
そういう意味では遊び心が詰まっているゲームは良いゲームが多いと思います。
やはり疲弊したチーム、ギスギスした余裕のないチームが作ったゲームは面白いものにはなりづらいです。
日々の積み重ねと開発チームメンバーのイマジネーションと連帯が良いゲームを作り出すからです。

前向きな熱い議論ができ、協力し合い、言われたからやるというmust beで
はなくwill beで開発へ向き合うチームでは、自然ともっとよくするためにはこうしようとか、ちょっと大変だけどもう少し頑張って調整しようとか、そういう行動がそこかしこで起きます。
そういうUnityともっとよくしたいというマインドのチームにまとめあげて作れた製品はやはりすべて売れて、ビジネス的にも成功しました。
ただ、そういうチームにまとめあげるのはプロデューサーやディレクターだけの力や努力だけでは成し得ません。
そのような考えに同調するリーダーたちをどれだけ増やせるのかということにかかっています。
リーダーたちの過半数以上が１つになると総体としてのチームの風向きや雰囲気も一気に変わります^^

遊び心の源泉は良いチームの状態にあります。
みなさんが遊ぶゲームで遊び心を見つけたら、その開発チームはOne teamで協働できていたと思って頂ければと思います!
以前、紹介したこのゲームもきっと良いteamだったんだろうなと思っています。

私もそんなteamをいつも作りたいと思って仕事をしています!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。