オススメの漫画「イサック」を紹介!!隠れた名作です^^
今回、私がオススメするのは、「イサック」という作品です。
原作:真刈信二さん、作画:DOUBLE-Sさんが手がけています。
時は1620年、江戸時代の日本から30年戦争の真っ只中のヨーロッパへ秘蔵の火縄銃と共に渡った日本人を主人公にした漫画です。
この作品は、2017/1/25に講談社の月刊誌「アフタヌーン」で連載が開始された作品です。
現在、単行本は11巻まで発刊されています。
私がこの作品に出会う少し前にNHKで、戦国時代が終わった江戸時代に入り、傭兵として海外へ渡った武士がたくさんいたと言う番組を見て、感嘆していたところに、たまたまネットサーフィンをしていてその史実に近いことをテーマとしたこの作品に出会い、迷わず購入しました。
当時の日本は江戸幕府で、鎖国をしていたのですがオランダとの間で、幕府は輸出入を行っており、その中で戦国時代を戦い抜いた日本の侍たちの忠誠心と実戦で鍛え抜かれた高い戦闘力が、注目されており実は積極的に侍を傭兵として送り出していたのです。
しかも私たちが想像するよりずっと多くの日本人が、東南アジアのヨーロッパ各国の植民地拡大の戦いに貢献していたのです。
中にはヨーロッパまで渡って戦っていた侍もおり、当時の戦いを描いた絵画の中に甲冑を着たサムライが描かれているものも多数あります。
上記の番組を見ていただけるとその様子がわかります^^
歴史が大好きで戦国時代も大好物なので、この手の話には弱いのです。
イサックはどういうストーリーかというと、鉄砲鍛冶の弟子をしていた猪佐久ことイサックと錬蔵ことロレンツォの2人を中心にした物語です。
猪佐久に嫉妬した錬蔵が、師匠を殺害し師匠が作った秘蔵の火縄銃2挺、『盡』と『信』のうちの『信』を持って、スペインと傭兵契約を結んで平戸から南蛮へ高飛びしてしまう錬蔵。
『盡』と『信』を揃えることで、比類なき射程と命中精度を兼ね備えた火縄銃を作ることができることを知った領主から、取り返して来なければ師匠の娘を殺すと言われた猪佐久が『盡』と共に錬蔵を追ってヨーロッパへと渡るところから始まります。
痺れる展開が続き、ハラハラドキドキしながら最新刊を毎回、一気読みして早く次が出ないかなと待ち遠しい日々を送っています。
ちなみに下記、公式サイトで冒頭をフルカラーで読むことができますので、興味を持たれた方は読んでみてください^^
ネタバレは嫌なので、内容についてはこれ以上触れません。
少しでも興味持たれた方はぜひ、試し読みして気に入ったら買ってください。
個人的にはアニメ化を望んでいます。
お金をしっかりかけて作るのなら実写映画か大河ドラマで観てみたい、歴史スペクタクルでもあります。
今回も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
みなさんもオススメの漫画がありましたら、ぜひ教えてください!