『ライバルをつくれ! そして勝て! 〜藤波辰巳のネバー・ギブアップ青春』
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レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
私は熱烈な藤波辰爾選手のファンでございまして、過去にも何度か藤波選手の記事を書いております。
2024年5月15日に公開した『プロレスと私』の第8回でも、ジュニアヘビー級時代の藤波辰巳(当時・本名)を取り上げました。
そして、先日こちらの書籍(古本)をゲット!
『ライバルをつくれ! そして勝て! 〜藤波辰巳のネバー・ギブアップ青春』
1983年(昭和58年)に発行された藤波選手の著書『ライバルをつくれ! そして勝て! 〜藤波辰巳のネバー・ギブアップ青春』(ベースボール・マガジン社)。
懐かしいなぁ。我が人生で再読した回数が最も多い本です。
大分出身の藤波青年が、プロレスラーとしてのキャリアをスタートした日本プロレス時代。アントニオ猪木に同行して旗揚げ戦から参加した新日本プロレス創世記。海外武者修行。ゴッチ道場。初めて出場したマジソン・スクエア・ガーデンで獲得したWWWFジュニアヘビー級王座。ヘビー級転向などなど。
若き日のドラゴン藤波を知ることができる名著です。
貴重な写真も掲載されているんですね。
『プロレスと私』第8回を作成している際にこの本のことを思い出し、ネットで検索。Amazon経由で購入することができました。
『ライバルをつくれ! そして勝て!』が発行されたのは、私が小学6年生のとき。
ちょうどこの本が発売されたころ、自宅から徒歩15分くらいの距離に図書館ができました。指定された通学路から外れてしまうものの、学校帰りに寄ることができるので、さっそく図書館へ。
幼いころから本を読むのが好きだったので、当初の目当ては小説でした。ところが、スポーツ関連の書籍を並べた本棚から数冊のプロレス本を発見。アブドーラ・ザ・ブッチャー(実際はゴーストライターのゴジン・カーン)『プロレスを10倍楽しく見る方法』や、野末陳平『陳平のプロレスの裏知りたい ~プロレス狂よ全員集まれ!』といったラインナップの中に『ライバルをつくれ! そして勝て!』も含まれていて。藤波ファンである私が最初にどの本を借りたのかは、言うまでもありません。
返却して、数日後にまた借りて。返却して、数日様子を見てからまた借りて。おそらく20回以上読んだはず。
司書のお兄さんがプロレス好きで、熱狂的なプロレスファンだった私や友人をかわいがってくれました。60~70年代に発行された『プロレス&ボクシング』や『ゴング』をたくさん譲ってくれて。
お兄さんから自分が生まれる前の時代のプロレス話を聞くのが楽しくて、図書館に入り浸っていました。BI砲(ジャイアント馬場&アントニオ猪木)やブルクラ、フリッツ・フォン・エリックらの名勝負を熱く語ってくれたんですよね。
久々に『ライバルをつくれ! そして勝て!』を手にとって、まっ先にそのお兄さんの顔が浮かんできました。いつの日かまたお会いできたらいいな。
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