
追悼 PHAROAH SANDERS
※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。
昨夜、ファラオ・サンダースの訃報が飛び込んできました。
ショックでしばらく何もすることができず、誤報であることを願いながらSNSで調べてみたものの、世界中のミュージシャンやDJ、音楽サイト、ジャズやレアグルーヴの愛好家が「R.I.P.」とツイートしていて・・・。
脳内でファラオ・サンダースが世に送り出した数々の名曲が再生されましたが、実際に彼のレコードを聴けるようになるまでに時間を要しました。
ファラオ・サンダースのライブは、計10公演観ることができました。
会場は全てブルーノート東京です。
2003年
4月20日 2ndステージ
4月21日 2ndステージ
4月22日 2ndステージ
4月23日 1stステージ
4月23日 2ndステージ

Pharoah Sanders (sax)
William Henderson (piano)
Ira Coleman (bass)
Joe Farnsworth (drums)
ファラオのライブを初めて観たのは2003年。
初日の演奏があまりにも素晴らしかったので、2ndステージは全日、最終日に至っては1stも観ました。
(ブルーノートで行われる公演の多くは、入れ替え制の2ステージ)
初めてファラオにサインをお願いしたのは、このレコード。


PHAROAH SANDERS
『LOVE IN US ALL』
LP (ASD-9280) / US / 1974 / Quadraphonic
2004年
3月29日 2ndステージ
3月30日 2ndステージ
3月31日 2ndステージ

Pharoah Sanders (sax)
Ravi Coltrane (sax)
William Henderson (piano)
Nat Reeves (bass)
Eric McPherson (drums)
ジョン・コルトレーンの御子息であるラヴィ・コルトレーンと共に来日した2004年のブルーノート公演は、2ndステージを全日観ました。
フライヤー制作時にはドラマーが決まっていなかったようですね。
来日したのは、エリック・マクファーソンです。

PHAROAH SANDERS
『JOURNEY TO THE ONE』
2LP (TR108/109) / US / 1980
2006年
8月23日 2ndステージ

Pharoah Sanders (sax)
William Henderson (piano)
Nat Reeves (bass)
Greg Bandy (drums)
2006年は1公演のみ。
ファラオは、SLEEP WALKERと共に大型野外パーティ『METAMORPHOSE』(8月26日)にも出演していますが、残念ながら観に行けず・・・。


PHAROAH SANDERS
『PHAROAH』
LP (IN 1027) / US / 1977
ジャケット裏面に書き込まれているのは、グレッグ・バンディ(ds)のサインです。
2009年
7月8日 2ndステージ

Pharoah Sanders (sax)
William Henderson (piano)
Nat Reeves (bass)
Darrell Green (drums)
個人的には、最後に観たファラオ・サンダースのライブ。
ひょんなことから楽屋にお邪魔することができたのも良い思い出です。
詳しくはこちらを。

PHAROAH SANDERS
『AFRICA』
LP (SJP 253) / Netherlands / 1987
朝からずっとファラオのレコードを聴いています。
現役ジャズ・ミュージシャンの中で一番好きな人でした。
謹んで哀悼の意を表します。安らかに。
※以上で終了。「投げ銭」でサポートしていただけましたら大変助かります。
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
サポートしていただけましたら大変助かります。 いただいたサポートは、両膝の前十字靭帯再建手術と変形腰椎症の治療に使わせていただきますので。