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【イベントレポ】 SUPER JUNKY MONKEY メンバー&ライブスタッフ・トーキング

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2025年2月1日(土)新宿ROCK CAFE LOFT is your roomにて『SUPER JUNKY MONKEY メンバー&ライブスタッフ・トーキング 〜[30 Yrs!? The Milestone Project] act 4〜』が開催された。

2025年2月1日(土)
SUPER JUNKY MONKEY
メンバー&ライブスタッフ・トーキング

〜[30 Yrs!? The Milestone Project] act 4〜
@新宿ROCK CAFE LOFT is your room

出演:
かわいしのぶ(SUPER JUNKY MONKEY ベース)

まつだっっ!!(SUPER JUNKY MONKEY ドラム)
KEIKO(SUPER JUNKY MONKEY ギター)※USよりリモート
上村勝彦 (PA)
徳山勝利 (Tech)
松村忠司 (Tech)

オペレーター:

小林由紀夫(SUPER JUNKY MONKEY マネージャー)

30周年記念企画第四弾となる今回は、メンバーとライブスタッフによるトークイベント。

会場は、熱烈なSUPER JUNKY MONKEYファンの加藤梅造かとううめぞうが代表を務めるロフトプロジェクトが運営するRock Cafe LOFT is Your Room
30周年企画の第一弾も同会場で行なわれており、第二弾(新宿LOFT/PLUS ONE)、第三弾(下北沢Flowers Loft)も系列店で開催された。

ちなみに私も、ロフトプロジェクトのカルチャーマガジン『Rooftop』で連載コラムを執筆させていただいている。
https://rooftop1976.com/column/gobe/

SJMを取り上げた回も多数あるのでぜひ!


2階の楽屋にお邪魔して、出演者たちにご挨拶。

同じSJMフーディを着ていた松村&五辺


来場者にプレゼントされる「めん亭はるもと」の特製麺菓子をいただいた。
第二弾のMUTSUMI、第三弾のまつだっっ!! に続いて、第四弾はKEIKOバージョン。


ビールをすすりながら出演者たちと談笑しているうちに、下階から小林由紀夫こばやしゆきおマネージャー(3rd Stone From The Sun LLC代表)による前説が聞こえてきた。
かわいしのぶまつだっっ!!、続いてゲストの徳山勝利とくやまかつとし松村忠司まつむらただし上村勝彦かみむらかつひこが登壇。モニターにはリモート出演のKEIKOが映し出されている。

まつだっっ!!(以下つつ!!)の音頭で「あいえとう」のかけ声にあわせて乾杯。来場者たちとグラスを重ねあわせたつつ!! が客席から戻ったところで、司会を担当するしのぶがイベントの開始を告げた。

しのぶから経歴を紹介された3名のゲストが、メンバーや小林と共に当時(90年代)を回想する。
SJMとの出会いや第一印象、ツアー、打ち上げなどのエピソードが続々と披露され、場内は爆笑につぐ爆笑。しかし、いずれもここに書くことができないような裏話(特に打ち上げ)ばかりなので割愛させていただく。

”SJMの記憶王“ しのぶを中心に、各々が記憶をすり合わせながら、若き日の思い出話に花を咲かせていた。

KEIKO(モニター)、徳山、松村、上村、しのぶ


休憩明けに、来場していた山岡信貴やまおかのぶたか監督にショートインタビュー。映画『アートなんかいらない!』(2022年公開)のエンディングに、SJMの「何」を起用した経緯を語ってくれた。


後半は、各作品の制作秘話。レコーディングや曲作りにまつわるエピソードが披露された。

・『空耳アワー』で放送された某曲の空耳にインスパイアされて生まれた曲がある。

・曲作りをサボっているところを、小林に見つかって怒られた。

・スティーヴ・ヴァイ(つつ!!)やリック・オケイセック(KEIKO)といった憧れの大物ミュージシャンに会えたのに、他のメンバーは無関心。

・プロデューサーが雰囲気づくりのために、スタジオの明かりを落としてキャンドルを並べたものの、暗すぎて演奏できなかった(笑)。

といった感じで、こちらも爆笑エピソードが続出(書けない話も続出)。

作品に収録するための音源は細部までこだわりがあり、メンバーいわく「かけ声や短いフレーズなど、すべてのものに意味があった」とのこと。
その反面(『地球寄生人』を除く)ジャケットやアルバムタイトルは適当に決めていたという(バンド名も)。


最も印象に残ったのは、松村がSJMの最高傑作として『E・KISS・O』を挙げていたこと。

MUTSUMIの死後にリリースされた『E・KISS・O』(2001年4月21日発売)は、4曲のデモと1998年11月1日に京都造形芸術大学で録音されたライブ音源(CRASS「Shaved Women」のカバー)で構成されたミニアルバム。未発表集でありながらクオリティは高く、メンバーも「好きな作品」と発言している。


MUTSUMIが亡くなる5ヵ月前となる1998年9月2日にロンドンで収録された「Towering Man」のライブ映像が、2本に分けて公開されている。
4人で行われた最後の海外公演。ぜひご覧いただきたい。


ラストはファンからのリクエストに応え、MUTSUMIの弾き語りによる「Be-Bop-A-Lula」。しのぶが初めてMUTSUMIと会った際にもらったカセットテープの音源で、イベント第一弾でも披露された。
SJM結成前に録音されたMUTSUMIの歌に、心打たれる。

曲が鳴り止み、大きな拍手と歓声が飛び交う中、一本締めならぬ「Revenge」締めで本編終了。その後も出演者と観客が入り混じって杯を重ねた。

第五弾も予定されているので、公式発表を待とう!


小林、松村、つつ!!、徳山、加藤、しのぶ




https://www.instagram.com/superjunkymonkey_official/

https://www.facebook.com/superjunkymonkey/?locale=ja_JP

https://twitter.com/SJM30th






第2話
https://note.com/gobe_vinyl/n/n000c2badb188

第3話
https://note.com/gobe_vinyl/n/n46dcb68266aa

第4話
https://note.com/gobe_vinyl/n/n9f12afe95f64


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#SuperJunkyMonkey #スーパージャンキーモンキー #音楽 #イベントレポ

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