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にっぽんの温泉100選×日本の秘境100選~東日本編【温泉地 Trip+SP】

非日常を感じること間違いない”秘境”の特別企画です。

1989年平成元年にJTBが雑誌「旅」の9月号が創刊750号目を迎えるのを記念して開いたシンポジウムにおいて、岡田喜秋、C・W・ニコル、立松和平、辺見じゅん、椎名誠によって、「いま 日本の秘境100選」として選定されたもの。
-出典:ウィキペディア

調べた限り、公式のサイトは見当たりませんでした。
取り上げている秘境のエリアに誤りがあるかもしれませんので、予めご了承ください。

今回は東日本編です。
人気温泉地と同じエリア(市)にある秘境を取り上げています。

秋田|乳頭温泉郷(にっぽんの温泉100選2021:14位)・玉川温泉(同59位)

八幡平・乳頭温泉郷

所在地:仙北市・岩手県八幡平市

秘境ランキングで唯一、温泉地名が挙げられているのがこの乳頭温泉郷でした。
さすが予約が取れるのは半年以上先とも聞く人気温泉ですね。

『出川哲朗の充電させてもらえませんか』でも冬のシーンを拝見したのて、改めて雪のいない画像を見ると雰囲気がだいぶ変わりますね。

私は冬の雰囲気が好きです。

そして仙北市には玉川温泉もあります。

こちらも秘境感たっぷりですね。
一度は訪れてみたいです。

栃木|鬼怒川・川治(同17位)・湯西川(同59位)

檜枝岐(ひのえまた)・野岩鉄道沿線

所在地:日光市・福島県南会津郡檜枝岐村
※日光市には日光湯元もありますが、この秘境ランキングでは鉄道の沿線と特定しているので対象外にしています

檜枝岐は豪雪地帯で、湯西川温泉同様に平家の落人伝説があるそうです。
日本の滝100選にも選ばれている三条の滝もあります。

私は鬼怒川温泉駅までしか行ったことがないのですが、『おいしい温泉地』の動画を編集しながら想像だけ楽しみました笑

この動画で野岩鉄道の線路に沿って川治湯元駅までGoogle Earth Studioの画像で紹介しています。

次回、湯西川温泉へ訪れる時に乗るのが楽しみです。

栃木|鬼怒川・川治(同17位)・湯西川(同59位)・日光湯元(同92位)

奥鬼怒

所在地:日光市
※奥鬼怒は奥鬼怒温泉を指しているとも言われていますが、前述の秋田・乳頭温泉郷のように明言されていないので同じ日光市内の温泉地を紹介しています

さまざまなページで”秘”の漢字を使い、奥鬼怒が表現されています。

関東最後の秘湯と呼ばれる奥鬼怒温泉は、加仁湯、手白沢温泉、日光沢温泉、八丁の湯の、泉質の異なる4つの秘湯が日光市の奥地に点在します。
豊かなブナの原生林に囲まれたこの温泉郷は、(自然保護のため)一般車両が乗り入れできないので、宿泊者送迎を利用するか、1時間ほど歩くことになります。
現在、2軒の宿が宿泊者の送迎をしており、手白澤温泉を除く3軒は日帰り入浴も可能です。
人里離れた秘湯で、喧騒を忘れのんびりと過ごしたいという人にオススメの温泉です。
ー出典:日光市観光協会公式サイト

一般車両は乗り入れできないため、アクセスは鬼怒川温泉駅から市営バスに乗ります。
前述の野岩鉄道には乗りません。

なお、バスの終点からは宿泊施設の送迎サービスを利用するか、徒歩になります。
徒歩90分です。
秘境を感じながらの徒歩は楽しいかもしれませんね。

奥鬼怒温泉の八丁の湯はこんな感じです。

雰囲気ありますね。

詳細情報はこちらでどうぞ。

手つかずを感じられる大自然を見ながらの温泉は気持ちよさそうです。
現地の音も聞きたくなります。

奥日光

所在地: 日光市

どこを奥日光として選んだかは明記されていないので、今回は戦場ヶ原~日光湯元あたりとしています。
美しい戦場ヶ原の画像だとあまり秘境感ありませんね笑

奥日光の歴史は、日光連山が奈良時代後期あるいはそれ以前の古代から山岳信仰の対象となった頃に遡り、伝承によれば下野薬師寺の僧で鑑真和上の弟子如意僧都によって戒を受けて高僧となった勝道上人が修験道の霊場として日光に篭って日光山を開き、さらに奥地の秘境へと分け入って日光湯元温泉を発見して薬師瑠璃光如来を祀った(温泉寺)のが奥日光の起源とされている
ー出典:ウィキペディア

歴史から見る奥日光は今回初めて知りました。
修験場だったんですね。

日光湯元温泉へ訪れた時も戦場ヶ原を過ぎてしばらくして温泉街に到着してしまうとあまり歴史的な感じを受けることなく温泉を楽しんでしまいました笑
温泉街もあまり秘境な印象なかったですけどね。

足尾銅山跡

所在地:日光市

比較的新しい時代に人によって生まれ、秘境となっていったうちの一つですね。
正直、学生時代の授業以来に耳にしたような気がして、今なにかが残っているわけでもないと認識していました。

観光協会の公式サイトを見ると博物館が紹介されていて秘境感がないのですが(廃墟感はあるかもしれません)、日光市の公式サイトの説明を見るとその雰囲気が感じられるかもしれません。

景観
松木地区に顕著に認められる鉱害の痕跡並びにその対策を示す景観です。製錬所のばい煙で荒廃した景観(観測監視区域)と植樹により再生された部分が対比される景観、さらに鉱害対策の一環として整備された砂防施設があります。
また、煙害と火災により移転した松木旧三村の集落跡も含まれます。

鉱山都市遺跡
足尾地域には、生産拠点を核とした地区をひとつの単位として都市が形成されました。
小滝坑や本山坑の坑口周辺は、産銅施設とともに鉱山住宅が建設され、消滅した現在も住宅跡や地割が明瞭に残され、かつての生活空間の様相をまとまりよく伝えています。
ー出典:日光市公式サイト

場所はこのあたりになります。

日光駅から電車で約1時間ほどで訪れることができます。

山形|蔵王(同30位)

笹谷峠

所在地:山形県山形市・宮城県柴田郡川崎町

笹谷峠で検索すると「旧道」「酷道」などさまざまな説明があり、季節によっても表情を変える峠のようです。

笹谷峠(ささやとうげ)は、宮城県と山形県とを結ぶ最古の峠である。
標高906m。
延喜式において、多賀城(北緯38度18分23.8秒 東経140度59分18.2秒)から秋田城(北緯39度44分25.1秒 東経140度4分45.2秒)へと向かう道として開削されたと言われており、山形側の最上郷(現山形市域)に「最上駅」が置かれたとされているが、最上駅の場所について諸説あり遺構も見つかっていないことから、史実として確定していない。
ー出典:ウィキペディア

雰囲気が伝わりやすいと思える画像を見つけることはできませんでした。
検索してみると、他とはちょっと異なる秘境な雰囲気を感じることができるかもしれません…

距離的には山形駅からの距離は蔵王温泉と同じくらいな感じですね。
険しさを考慮しなければ…ですが。

昔の雰囲気はこの動画でご覧いただけます。

青森|酸ヶ湯(同42位)

八甲田山

所在地:青森市他

甲田山と聞くと雪中行軍を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
私も詳しくはないので、以下でその事故を紹介します。

八甲田雪中行軍遭難事件(はっこうだせっちゅうこうぐんそうなんじけん)は、1902年(明治35年)1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で遭難した事件。
訓練への参加者210名中199名が死亡(うち6名は救出後死亡)するという日本の冬季軍事訓練において最も多くの死傷者を出した事故であるとともに、近代の登山史における世界最大級の山岳遭難事故である。
ー出典:ウィキペディア

この険しい自然環境から秘境として選ばれているんでしょうね。

この事故の資料館もあるそうです。

北海道|層雲峡(同43位)・大雪山高原(同75位)

大雪山

所在地:上川郡上川町他

大雪山を含む大雪山国立公園は日本最大級の面積だそうです。
険しい山々だけでなく、さまざまな動植物、温泉もあっての秘境なんでしょうね。

私ほとんど知らなかったので、ちょっと長めにウィキペディアから拾ってみました。

北海道中央に位置する2,000m級の峰々を中心に構成される。
一つの山ではないことを明確にするため、「大雪山系」という呼称もしばしば使われる。
最高峰の旭岳を中心とする大雪火山群と南方に広がる大地のエリアは「表大雪」と呼ばれている。
「大雪山」は本来この「表大雪」と呼ばれている御鉢平カルデラを中心としたエリアを指す呼称であり、「大雪山系」がそのように使われることもある。先住民アイヌは「ヌタップカウシペ、ヌタプカウシュペ nutap-ka-us-pe」(川がめぐる上の山)もしくは十勝岳連峰と合わせて「オプタテシケ op-ta-tes-ke」と呼んでいた。
大雪山は旭岳を中心とする山々(表大雪)のほか、周囲にニセイカウシュッペ山等の北大雪、ニペソツ山等の東大雪、十勝岳連峰の山群があり巨大な山系を形成している。
ただし、環境省の資料などではニセイカウシュッペ山などは表大雪エリアの一部として扱われている。
-出典:ウィキペディア

雰囲気を感じられる旭岳ロープウェイのPVがこちらです。

北海道|ウトロ(同53位)

知床

所在地:斜里郡斜里町他

昨今の事故はさておき、知床にはやはり流氷のイメージがありますね。

アムール川でつくられた流氷は、ゆっくり南下して1月下旬ころ知床半島に接岸、それから徐々にオホーツク海を満たしていきます。
知床・ウトロでは流氷がやってくる時期、港に留めておくと船が流氷の圧力でつぶされてしまうということから船はすべて陸に揚げられます。
知床半島の断崖絶壁は、こうした流氷の圧力(浸食作用)によって造られたものだともいわれています。
ー出典:知床斜里町観光協会公式サイト

流氷の上を歩くツアーもあるそうです。
『ゴールデンカムイ』でも第2○4話で流氷の上を歩いていました。
歩いているというか、漕いでいるという感じですね笑

栃木|那須(同58位)

奥那須

所在地:那須町

かつて冬に訪れました。
鹿の湯のほかいくつか温泉を巡り、仲良くなったタクシーの運転手さんにいろいろと連れてってもらいました。
やはり「大丸温泉旅館」の川の湯に驚かされたことをとても覚えています。
私にはまさに秘境でした。

詳しい情報はこちらでどうぞ。

お魚も美味しかった。

山形|あつみ(同65位)・湯野浜(同89位)

出羽三山

所在地:鶴岡市他

立派な公式サイトがあります。

恥ずかしながら、出羽三山のことは今回の記事で取り上げるまでほとんど知りませんでしたが、日本遺産にも選ばれています。

山形県の中央に位置する出羽三山の雄大な自然を背景に生まれた羽黒修験道では、羽黒山は人々の現世利益を叶える現在の山、月山はその高く秀麗な姿から祖霊が鎮まる過去の山、湯殿山はお湯の湧き出る赤色の巨岩が新しい生命の誕生を表す未来の山と言われます。
ー出典:出羽三山「生まれかわりの旅」公式サイト

羽黒山で修行する山伏の「松の勧進の法螺貝」は、残したい日本の音風景100選にも選ばれています。

温泉Blog、ランキング✕ランキングの特別記事を書くようになって、鶴岡市がとても身近に感じられるようになりました。
それまではかつての会社の同僚がそこの出身地だったことくらいで、場所もどこだかさっぱりわかりませんでした。

そもそも山形に行ったこともなかったのですが、その同僚の影響もあって、山形の温泉巡り(かみのやま温泉:にっぽんの温泉100選2021:77位~蔵王温泉:同30位~天童温泉:にっぽんの温泉100選2013:48位)をしました。

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

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