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日常に溶け込む個性

こんばんは。最近は派手髪が流行り、ピンクや水色、金銀など……どんな髪色の人でも割と気にされないようになりましたね。

それも学生だけでなく、中年層のマダムやフリーランスの社会人も派手髪にするほど派手髪文化は浸透しました。

少し前だったら派手髪の人はレアで、すれ違えば「すごい髪色」と2度見されていたのに、いつの間にか時代は変わりました。

一見するとすごい色の髪も、それが当たり前になれば日常に溶け込み、目を凝らさないとわからない存在になります。

アニメキャラが全員すごい色の髪色なのに、特に違和感なく世界観に溶け込んでいるのと一緒ですね。

髪色だけでなく服装もそうです。量産型や地雷系などの服装も少し前までは珍しい存在でしたが、今ではそこまで気になりませんよね。

急速に少し前よりもファッションや生き方、物の流行りに寛容になった背景はやはりインターネットの普及も大きく関与していると思います。

都会でのみ許されていたようなものもネットを介して普及することで、田舎でも許されるようになる。

ネットという大衆の意向を手軽に見ることができるツールがあるからこそ、過疎地域でも今世の中では流行っているし、と派手な服装や髪型に挑戦するきっかけが作れるのです。

まあお咎めなくそういうものに挑戦できる環境であるということは、派手なファッションをしたり流行のものを手に入れても、あまり個性として見られないというデメリットがあります。

上述した派手髪が日常の風景として溶け込むのがその一例です。

最近ではもっと個性を出したい人のために、髪をレインボーにしたり、アニメキャラに似せることが出来る美容院もありますが、それもそのうち当たり前になって、レインボーの髪の人が歩いているのも日常になる日が来るのでしょう。

人間が順応する生き物である以上、その社会の中で個性を出し続けることって結構難解なことなのかもしれません。

そう考えると世の中のインフルエンサーってすごい努力をしているか、元々他には無い秀でた才能があるのだなと思います。



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