タバスコの独占市場
タバスコってもしかして独占市場なんじゃないか?
先日交際者と家でピザを作った。冷凍ピザに具を乗せて山のようにチーズを乗せる、バカみたいなピザ。
チーズまみれともなれば味変の意味も込めてタバスコをかけたいと考え、近所のスーパーでタバスコを探した。
ぐるぐる店内を見渡しても見つからず、店内を何周かした頃。交際者が棚の上の方にちょこんと置かれたタバスコを見つけた。
販売されているタバスコは1種類。よく飲食店などで見かける瓶に緑のラベルがついていて、人間の歯くらいのサイズのキャップがついているアレだ。
価格は400円ちょっと、そんなに頻繁に使わないし安いタバスコがあったら買えばいいやとその日はタバスコを諦めた。
それからスーパーへ行くたびに筆者はタバスコを探している。
何件かスーパーを回っているうちに筆者はおもったのだ。
タバスコってもしかして独占市場なんじゃないか?
そう思った理由は大きくわけて2つある。
まず1つ目の理由は、タバスコ自体スーパーで探しにくいことだ。
ケチャップやマヨネーズのように特設棚があったり、一般的な調味料の棚に一緒に並んでいる訳でもない。
あっても隅っこにちょこんと置いてあるし、そもそも置いてない場所もある。
タバスコってもしかしてマイナーなのか?と思った。
そして2つ目の理由は、銘柄の種類の少なさだ。
やっとの思いでタバスコを見つけても、十中八九上述した緑のラベルに歯みてえなサイズのキャップがついている銘柄しかないのだ。
なんならインターネットで調べてみてもこの銘柄しかない。
タバスコもどきのチリソースやケチャップはあるが、タバスコという名前で売っているのはこのくらいしかないのだ。
タバスコを作るのは大変だという話をどこかで聞いたことがあるが、それにしても1社しか売っておらず安い代替品がないのは市場独占なのではないか?
最近はスーパーを回りながらそんなことを考えるようになった。
そもそも論、タバスコは調味料名なのか商品名なのか。Wikipediaで調べることにした。
なるほど、タバスコは商品名だったようだ。そりゃ探しても1種類しかないわけだ。
つまり安いタバスコが欲しいなら、チリペッパーソースという名前の調味料を買えばいい。
チリペッパーソースで調べたところ、タバスコより大幅に安いものはあまり無かったが、何個か銘柄が出てきた。
昔流行ったデスソースも一応それに分類されるらしい、かなり表示された。
さらにチポトレソースと検索しても類似品が出てくる。正直あまり違いは分からない、素人なので。
とりあえず前提知識を仕入れたため、次からはタバスコを代替できるものを探そうと思う。
今思ったがこういう調味料はスーパーよりも、KALDIで探すべきだったのでは……?
……明日行ってみよう。