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人生初の湯治

こんばんは、先日交際者が湯治へ行きたいと言ったため湯治温泉へ赴いた筆者です。

今回向かったのは秋田県の玉川温泉。

秋田市から新幹線で田沢湖駅まで行き、更にそこからバスで1時間かかる山奥に存在する温泉です。

バスの乗客は90パーセントご老人。

筆者らの次に若そうなのは30代程度の男性1人のみでした。

紅葉の季節だったため、車窓から見える紅葉で暇はしませんでした。

ちなみに道中圏外になるため、インターネット中毒者には少ししんどいかもしれません。


そして到着した玉川温泉、ウェルカムドリンクに暖かいはちみつレモンをいただきました。

温泉娘マニアは大変だ

チェックインをし荷物を置いたら、日が暮れる前に周辺の散策へ。

源泉が流れているため、蒸気と硫黄が流れ出しています。

地面が暖かいため、天然岩盤浴を楽しんでいる人も沢山いました。

初見だと硫黄中毒で倒れているのかと少しビビります。

青と黄色と蒸気の世界、恐山もそうでしたがこのような景色を目の前にすると日常から離れた場所にいるのだなと感じます。

ちなみに長居すると頭がクラクラしてくるので、早めに宿へ戻ります。

近くの神社におにころがありました。

準備をしていざ湯治へ。

大浴場に入ると弱酸性の湯、50パーセント源泉、100パーセント源泉、蒸気浴や箱浴などが並んだ木のお風呂が並んでいます。

ビビりながら弱酸性から順番に源泉の割合をあげて入りました。

さらに飲泉もできるのですが、水で割っても顔をしかめるほど酸っぱく、さすがに美味しくなかったです。

1回目の入浴は終了。部屋に戻りご飯を作り、2時間ほど仮眠をとりました。

この時までは異様な眠さに、長旅で疲れていたのかな?と思っていました。

仮眠後2回目の入浴。100パーセント源泉に長めに浸かったところ…

肩や骨が少し痛い、痒い……

ついでに顔を擦ってしまい、目にお湯が入って酷い目にあいました。酸性だからかかなり痛いです。

よく身体を流し部屋へ。

布団へダイブすると、根が生えたかのように身体が動かなくなりました。

交際者曰く、悪いものが身体から出る反動で身体が疲れる的なことを言っていた気がします。眠かったためよく覚えていませんが……

その日はそのまま寝ました。普段は睡眠を深くする薬を飲んでる筆者ですが、飲む間もなく朝まで熟睡していました。

次の朝、ありえないほど身体が重い。

そういえば次の日身体がかなりだるくなるとも交際者が言っていたことを思い出しました。

さすがにこれ以上身体がだるくなっては動けないため、朝風呂は断念。

頑張って朝食を食べ荷物をまとめ、帰りのバスへ乗り込みます。

朝ご飯には湯治患者向けなのか、
塩分量などがきちんと記載されていました。


基本的に公共交通機関で居眠りをしない筆者が、バスや新幹線でほぼ寝ていました。

家に帰って荷解きが終わったら、再度就寝。

1日ほぼ寝ていましたが、次の日かなり身体が軽くなっていました。

今回は玉川温泉に1泊2日の宿泊でしたが、2泊3日にして2日目は一日中ゆっくりするというプランにすればもっと身体を治すことが出来ると思うので、湯治をしたい方にはなるべく多めの宿泊をおすすめします。

実際ご老人たちは受付で9泊等言っている方もいました。台車に箱買いした食料を積んで本格装備で挑んでいました。

しかし、普通の温泉旅行のつもりで行ったのであまりの違いに驚きました。

主に普通の温泉は浸かった直後にリラックスでき、酒と豪華な食事をキメる気力があるのですが湯治は次の日から効果が出るかつ、入った日は何も出来なくなります。

しかし癖になる部分があるため、またいつか限界になったら行きたいと思います。

近くに乳頭温泉もあったので、次はそちらに行くのもアリです。

皆さんも身体に限界が来る前に湯治をしてみてはいかがでしょうか。


湯治とは関係ありませんが、前日秋田観光で行った稲荷神社で堂々と賽銭泥棒をしているおばちゃん集団がいて驚きました。今回のMVPです。

神社の近くでみれ見れる犬

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