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起業してから10年が経ちました、そしてこれから

2021年1月5日で、創業から10年となりました。

自分で起業する前、10周年を迎えた起業家の先輩に
「10周年おめでとうございます!どんな想いですか?」
と聞いたら「うーん、、別になんてことないなぁ。」と。

結果、自分もそうでした。
10年間に思いを馳せて胸熱くなったり、、
ようやったなぁーみたいなものはほとんどなかったです。
息を切らしてさ、駆け抜けた道を、振り返りはしないのさ(オリジナル)
って感じなんでしょうか。

ただ節目ということで、10年間のこれまでの出来事を思い返すと
「出会いと運」に尽きるなと思います。

クライアントさんやパートナー企業さん、そしてメンバーたち。
もちろん辞めたメンバーたちがいてこその今です。
クライアントさんには発注をいただき、
パートナー企業さんには無理を聞いてもらったり、
メンバーたちには色んな苦労をかけました。

本当に助けられてばっかりの10年でした。

自分がやってきたことには満足できてないですが、周りの方々を思うと感謝の気持ちでいっぱいで、それこそ胸が熱くなります。

本当にありがとうございました。

2020年の1年間はどうだったか

では去年1年間はどうだったかというと、実は2点大きなことがありました。
起業した当時に目標としていたことが2つ達成できたからです。

1つ目「国と取引がはじまった」
起業するときに
「求人データは経済活動のKPIになるはず。いつかニュースステーションで久米宏が(ゴーリスト調べ)と書かれているフリップで説明する日が来る!」
と強く思ってました。
結果、久米宏さんはもうテレビには出ておりませんし、ニュースステーションではないですが、、V-RESASというサイトにデータ提供することになりました。

このV-RESASとは
「V-RESASは、地方創生の様々な取組を情報面から支援するために、内閣府地方創生推進室と内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供しています。特に、地方公共団体や金融機関、商工団体等の皆様が、新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響を適時適切に把握することで、観光関連施設や生活基盤等の地域資源を維持し、感染症拡大の収束後に地域経済を再活性化させていくための施策の立案、遂行及び改善をするためにお使いいただけます。」
というものです。

事業がITなだけに、なかなかコロナに対して貢献が難しいと感じていたのですが、こういう形で少しでも社会に役立てて嬉しかったです。

またこのサイトの監修がデザイン・イノベーション・ファームのTakramさんなんですが、実は数年前からTakram Castをキッカケに、組織の作り方やプロダクトへの考え方に非常に影響を受けていたので、間接的に仕事ができてこれまた嬉しかったです。

2つ目「業績がコロナの影響を受けなかった」
前職のサラリーマン時代、グループ会社の代表をやらせてもらった時期がありまして。人材紹介事業をやっていたんですが、2008年のリーマンショックで見事に業績が傾き、後に親会社に吸収合併されることがありました。

その時に、自分に付いてきてくれた社員たちをかなり失望させました。
そして自分自身にも失望しました。
経営者として未熟であり、覚悟も足りなかった結果でした。

そんな経験から起業するときには
「経済情勢が悪くなっても生き残れる、景気に左右されない事業をする」
と決め、全く知識も経験もないITとデザインにフォーカスしました。
また当時アメリカのVCが書いてあるブログを読み漁り、今となっては誰もが知っているindeedさんとインバウンドマーケティングのHubspotさんを調べ労働集約型ではなく指数関数的な、フローではなくストックのモデルを作ってきました。

そして昨年、コロナというリーマンショックとはまた違いますが、経済情勢に悪影響を及ぼすことが起きました。「10年目にこういうことが起きるとは、、、これは試されている」と勝手に感じました。

結果、外国人事業は縮小したものの、上記にも書いた国との取引も含めたビッグデータ事業と、HRに特化したDX事業が好調で過去最高売上と利益を出すことができました。また採用も好調で、年間を通して19人の心強いメンバーも増えました。外国人と女性が半数を占め、ダイバシティもどんどん加速できています。

(ちなみにコロナに対しての初動アクションはこちら↓)

11年目に突入、、これからについて

VISIONを変更しました。

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GLOCAL10です。
GLOCALとは、グローバル(global)とローカル(local)をかけ合わせた造語ですね。
「国境を越えた地球規模の視野と、草の根の地域の視点で、さまざまな問題を捉えていこうとする考え方。グローカリズム」(大辞林より)
という意味です。
Think Globally, Act Locally.(地球規模で考え、足元から行動しよう)という言葉も有名です。

ということで、GLOCALを加速していきます。
そして最後にある数字の10は「10社・10カ国・10事業」です。

外国人メンバーも半数を占め、英語圏や中国語圏にも接点が作れるようになりました。またテクノロジーやデザインはグローバルでも共通言語となりつつあります。

ゴーリストは人・組織を中心に考える会社なんですがより、おもしろいチームにするには「場所・人・事業」が増え続けることが大事と考えた結果、こういうVISIONを作りました。

そして早速ですが

メインであったHRビッグデータ事業を分社化、そしてAIの部門も分社化しました。VISION達成の足がかりとなるスタートです。また成長機会の創出と事業の専門性を磨くのが狙いです。

フロッグ社の方は僕より10歳若い菊池(33歳)に代表を任せ

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CTOにはインド人エンジニア(27歳)が就任。

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HumAIn社の代表もこれまたインド人エンジニア(27歳)が就任しました。

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いやしかし、、改めて書くと若い、、若いっていいですね。。(遠い目)
ちなみに僕がサラリーマン時代に社長を任せてもらったのが27歳、自分で起業したのが33歳なので、なんかかぶってるな。。なにかの縁を感じますね、なんか知らんけど。

というわけで、皆さんに支えてもらいながら10年やってきましたが、まだまだやりたいことはたくさんあり、楽しみは尽きません。

オフェンスとディフェンスの振り子を激しく揺らしながら、変化を楽しみ、自然体であり続け、もっともっとおもしろいチームを作りたいと思います。

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(7人までの参加制限だった新年祈祷、来年はみんなで来れますように)

これからのゴーリストグループをどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

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起業なう - Goalist - 
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創業から4年が経ちました 
創業から5年が経ちました、そして6年目へ。。
創業から6年が経ちました、そして7年目へ。。
創業から7年が経ちました、そして8年目へ。。
創業から8年が経ちました、そして9年目へ。。
創業から9年が経ちました、そして10年目へ。。


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