稼ぐためだけに行くオーストラリアワーキングホリデー1
日本を出て半年以上旅を続け10万円を握りしめてオーストラリアのパースへ到着したのが2012年の1月20日
長期旅行者の間でワーキングホリデーを使ってお金を稼ぐのが主流になりつつあった当時の記録と、稼ぎ方、仕事の見つけ方、車の買い方売り方まで色々とあった僕のオーストラリアを淡々と書いていこうと思う。
これまでの旅は下記のリンクよりお願いします。
ワーキングホリデーとは?
先ずはワーキングホリデーという制度について軽く説明させて頂くと、入国日より1年間就労できるビザの事。
そうビザの事。
なので日本のエージェンシーや斡旋所などで申し込むと莫大にお金を取られるワーキングホリデーなんだが、実は自分で申請できる物で12年当時、350ドルの申請料のみでこのビザを取得できた。
ただエージェントを通す場合、ホームステー先や学校など様々なオプションがあるので、行ってから不安な方はそちらでも問題ないと思う。100万位かかると思うけど。
僕も初めは苦労したので。
ただこの記事で敷居がそんなに高くない事、必要最低限の予備知識があれば十分やっていける事を少しでも伝えられればと思う。
ビザの取得と保険
ビザの取得はインターネットで申請が出来るようになっていて、全て英文だが日本語のサポートサイトも多数あるのでそれをチェックしながらやれば、大体2時間程度で申請できてしまう。
実際僕はタイのインターネットカフェから申請した。
入国前に必要な物はこのネット申請で受けっとったE-VISAと保険位だろう。
僕の場合保険すら入らないで入国した。
場合によっては滞在期間中の保険を提示しなければならないのでその際はクレジットカードの兼帯で乗り切ってやろうと思ったのだが、入管であっさりと通れてしまった。
そんなこんなでマレーシアのKLからオーストラリアのパースへと到着する。
パース
パースはオーストラリアでも一番西側にあり、アジアからのアクセスが良い。
そう、それだけの理由でパースへ飛んできたのだが、それがそもそもの間違いだった。
パースに限らず、オーストラリアの都市部のバッパー(ゲストハウスをオセアニアではバックパッカーと呼び略してバッパーと呼ぶ)は週末になると満室になる事が多い。旅行者は勿論、オージー(オーストラリア人)にも安くて人気だからだ。
運悪く、金夜に到着した僕は市内のバッパーを周りに回った挙句、一件も見つからず結局最後のバッパーのレセプションのお兄さんがソファーで寝て良いと言ってくれて、その日の昼までそこで寝させて貰った。
旅中に何度も泊まったゲストハウスが一番最初の難関になるなんて思いもよらなかった。
しかも結構高い。
一泊28ドル位だったか?
アジアから来ると余計に高い気分になってしまう。
なんとか宿を見つけ、3泊だけ予約ができたのだけどオーストラリアのシステムが全く掴めない。聞こうにも日本人も居ない。
しかも10万しか無いんだ。お金。
まず、ご飯もどうしたら良いか全く分からずとりあえずファストフードを食べていたが、その時の僕の英語力と言えばメニューを指差す程度でCan i have すらはっせられなかった。
これはオーストラリア結構厳しいぞ。ってのが最初の感想。
食事
先ずは食事。オーストラリアでは節約したいのであれば自炊が基本。
外食3食してたらソッコーで破産する。宿代3000円の一食1000円計算だと1日6000円。無理無理。
バッパーにはキッチンと冷蔵庫が大体あり、皆朝ごはんから夕飯まで自炊する事が多い。
周遊型の旅中は物価の安い国がい多いので外食が中心だったので、初めはこの自炊式に慣れないといけない。
先ずは宿が決まればレセプションでスーパーマーケットの場所をチェックする。大体の街にコールスかウールワースがあるので確認しておくと便利だ。
そして短期であれば調味料の要らないメニュー、長期で滞在するなら調味料なども買い出ししなければならない。
朝ごはんはパンやシリアルで良いが、この献立決めが結構めんどくさい。
ワーホリ中は持てるのであれば小さい容器に醤油、油、砂糖、塩、出汁などを入れておくと便利だ。バックパックに入るようであれば。
ご飯だけでここまでめんどくさい。
お金があれば何の問題も無く外食して帰れば良いが、バッパーに泊まっている人でそんな人は給料日後の人か大金持ちだろう。
後はアジア食材店の場所もチェックしておくと良い。どんなに小さな街でもアジア食材店があり、コールスやウールワースに無い食材をゲット出来る。
基本的な自炊はこんな感じ。
パースでは何も分からなかった上に3日目以降の宿を予約しようと市内を歩き回ったが、一つも取る事ができなかったので、キッパリと諦めてメルボルンまで一気に飛んでしまう事にした。
理由はいくつかあって、1月当時、メルボルン近郊ではファームジョブが盛んだと聞いたから。(今の嫁情報)
二つ目にメルボルン近郊で行われる野外RAVE、RainbowSarpentにどうしても行きたかった。
そして決定的だったのが、パースが居心地悪かった。
それに尽きる。
多分オーストラリアに慣れていなかっただけだろう。ワーホリ中にパースの話を聞くと皆いい話しかしない。
ワーホリ中はメンタルがかなりやられる時があり、その時はその街が嫌いになりがちだ。いやオーストラリア自体が嫌いになりがち。
そんな時は気分転換に都市を変えるって言うのも悪く無い。
先ずは楽しまないと意味がない。
と自分に言い聞かせてジェットスターをパソコンでポチる。
国内線は安いにしたって150ドル位だったか?
残り800ドル程度で目指すはメルボルン。オーストラリアでも一番長く滞在した僕の思い出の都市へと移動する。
次回 稼ぐためだけに行くオーストラリアワーキングホリデー2
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