2021年にみつけたもの
「みつけたもの」と言いつつ、2021年で関わらせてもらったもの、つくったものを振り返ってみる。
カバー写真:佐々木太陽
みんな、洒落。
枝之進がZ落語を始めた事を表すグラフィックをつくった。
リスの宝探し
友人の紹介からボードゲームのグラフィックをつくってた。
ZAN-SHIN
ウルトラで芸能プロダクション+コンテンツ制作のZAN-SHINのロゴデザインをしました。
井上神節
神節のロゴのリファインをしてた。今年の年賀状にも使ってるのみるとやってよかったな〜と思った。東京で坦々麺食べた。
卓球のデザイン
前田高志さんの著書「勝てるデザイン」で高校生時代に関わらせてもらった事例にて名前を記載してくれました。
スケッチ
ポラスのコンペを友達とやってて「リモートスタイルハウス」の課題をきっかけに絵を描いてた、スケッチをして考察するところから実際の建築の設計に移るまでに距離を感じていた。
STUDY CHAIN
ウルトラでスタディチェーンのリニューアルのグラフィックをやらせてもらった。竹本さんと佐々木さんと細かく擦り合わせながら時間をかけてつくれて面白かった。
HOUSE 1
2021年はじめての設計課題がはじまった。この時はまだ少しやり方を見つけれてなくて一般的な分析に留まり、感覚だけでデザインしていた。
できたらARで実際の敷地に出せるようにしたかったんだけど、2022年に持ち越し。
この課題の模索中に図面を重ねてみたら、なにかできそうな気がした。かっこいい。
メニュー用イラスト
今年はバーに関わる仕事が多かった。
ウルトラでとあるバーのメニュー表デザインをして、イラストも描いた。
進撃の会
桂枝之進の勉強会(落語会)のグラフィックをつくった。性能がよくないプリンターでスキャンと印刷を繰り返して歪みや削れをつくっていった。
HOUSE 2
図面を重ねる手法でなんかできないかいろんな人に聞いてまわってた。黒を抜いてパス化してボリュームにしてみたり、重ねた図を低解像度に落として水平垂直の画像にし、平面プランのきっかけにして、建築にした。
この時点でPythonでやってみよという話をしてたんだけどやれてない。2022年のやることの一つになってる。
この頃から単にスタディするだけでなく、自分の設計に対するつくりかたのつくりかたみたいなところに興味がでてきた。
林匡弘さんインタビュー
イラストも描いてた。黄色が可愛くなったタイムズスクエア。
コンニチハトーキョー
ウルトラで若手を応援する不動産屋さんのコンニチハトーキョーのロゴデザインをした。細かくチューニングできて楽しかった。
HAUOLA
Cafe bar AO さんの繋がりで、鍼灸整体のHAUOLAのロゴデザインをした。
進撃の会・東京
2回目のグラフィックもつくらせてもらった。夏のモチーフで。
インフォグラフィックと図面
林さんのインタビュー記事のイラストをきっかけに、インフォグラフィックと建築の図面の話を記事にさせてもらいました。
高尾山の木造駅舎
木造平屋の立断面図を重ねて、線がより濃く出てる部分を拾うように断面図を描いた。
脳作文徳事務所で夏にオープンデスクに行ってた事もあって、断熱材をウッドファイバーや藁にし、生分解性可能な素材を使ってみんなでつくる建築を考えてみた。
ちょっとだけパースが上手くなった。
ラクガキ
iPad で初のラクガキ。自分語りを減らすために回想を描き続けている。
CAFE BAR AO
昨年つくったAOのロゴをリニューアルした。
THECLO チラシ
ウルトラで、仙台にある服のシェアリングサービスのチラシのイラストとグラフィックデザインをした。
ファッション系のイラスト描くのが楽しかった。
八王子セミナーハウス・吉阪隆正
吉阪隆正が設計した建築群である八王子セミナーハウスに、40人が宿泊できる施設を設計する課題。
最初は最小空間のモビリティとその実験場にする計画がやりたかった、進めるうちに断念した。
吉阪隆正が提唱した「不連続統一体」の概念拡張を試みてみた提案。40のプライベートユニットと4つのコモンズが敷地に分散して配置される。
模型はA4サイズのコンタが22枚とアルミ調のボックスが40個で構成も不連続統一。
振り返ると
こうして振り返ってみると載せられない仕事のほうが多かった1年だった。自分の制作とグラフィックばかりになった。
営業資料もいくつかつくったし、リクルート用資料のデザインアシスタントやクラファンのビジュアルデザインも個人だけで2件くらいあった。
2021年デザイン仕事での最大の変化はUIデザインを2件担当させてもらったこと!
諸先輩方にお世話になりながらすごく勉強になった。
あと2回くらいデジタルプロダクトのサービスデザインに関わってみたい。
長期的な観察と洞察、試作をし続けてみてみる所まで踏み込みたい。
2021年の後半は前年に比べてそんなに働かなかった代わりに、徐々に建築をやる時間を増やす事ができてきた。(お金にはなりづらかったので今年は建築でお金をつくりたい!)
建築の自分なりの課題のつくりかたも徐々に見えてきた。武蔵美の建築の先生には抵抗感ある導入の話をしなきゃ進まないこともあって(イノベーションなんて間違っても口走ってはいけない。)なかなか身のある話にたどり着けなかった1年だったけど、これをバウンダリーオブジェクトとして捉えてもう一回一緒に設計見てもらえたらいい感じにエスキスできると思う。
2022年にやること!
短期だと
図面重ねる系の計画がきっかけで、ジェネラティブアートをやりたくなった。
自分のモデリングした建築をARで出したい。
UE5とRevitを使っていきたい。
カメラを始める。
社会基盤工学を勉強したい。
とかとか、、
あとチームでの制作を増やしていきたい。
3人以上でのプロジェクトの進め方がまだいまいちわかってないところが多いのでより意識的に増やしていきたい。
文章もより多く書いていきたい。
2023年にコルビジェの「建築をめざして」から100年経つのでそこに合わせて100年目の建築のマニフェストをみんなで書いてみたいなと思ったりしていて、そう考えるとそろそろ書き始めなきゃいけないなと気づいた。
東京駅周辺のSFプロトタイピングもリサーチがおもしろくなってきた、2070年を考えよう。
あと自分の方向性としては、デザインする事の構造を観察しながら、対話によるデザインアプローチを目指していきたい。
そこで起こっている事象を丁寧に調査、記録しながら気づきを得て、社会にとってよりよい行動を実践していく。
などなど思っております。
今年に持ち越した仕事もきっちり遂行いたしますので2022年も皆さま、引き続きよろしくお願いします。
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