うなぎ旅 第7回 愛知県名古屋市「うな富士 」
こんにちは。@go-go-unagiです。
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今日は愛知県名古屋市にある、「うな藤」というお店を紹介します。
「うな富士」について
このお店なんですが、かつて名古屋県で食べログうなぎ部門でナンバーワンになっていたお店です。
食べログのうなぎ百名店にも毎回ノミネートされるくらい、ものすごく、全国的にも有名なお店です。
最近は、のれん分けの店舗を展開していて、愛知県だけでなく、東京にも店舗を出しています。
もしかしたら、東京にお住まいの方でうなぎが好きな方は、有楽町にある店舗に行ったことがあるかもしれません。
今回紹介するこの名古屋市のお店は「本店」になります。
予約と行き方
さて、このお店なのですが、今ではネットから予約をすることができるようになっているようです。
ただ、私がこの店を数年前に訪れたときには、まだネット予約ができませんでした。
ですので、飛び込みで夜の部に来店したのですが、
結構特殊な待ち方をするお店で、初めての方だと戸惑う形式になっていたのが当時でした。
今ではネット予約ができるので、当時の並び方を説明する必要は無いんですが、少し面白かったので説明させていただくと、
お店の前に記名するシートが置いてあるわけではなくて、お店の前にテントと椅子が置いてあって、そこに座っているとお店の人が名前を聞きに来ると言う形でした。
開店20分前に着いてもすでに多くのお客さんがいて、入店できたのは開店後1時間経ってからでした。
当時からそれぐらい人気のお店だと言う事ですね。
あと、この店は最寄りの駅から結構離れていまして、
最寄り駅から歩けないわけではないのですが、ある程度大きい駅からタクシー乗って行くと言う手段もアリかなと思います。
また、車であれば、結構な台数が止めれる駐車場がすぐそばにあるらしいです。
メニュー
うな富士では、いろいろなメニューがあるのですが、
基本的には「肝入りうな丼」か「ひつまぶし」が有名で、どちらかを注文する方が多いのかなと思います。
あとこのお店は「天然うなぎ」がメニューにあるのが特徴になっているので、
もし天然うなぎ食べてみたいなって言う方は、電話して事前に伺っておくのがいいのかなと思います。
(他の「うな富士」系列店でも天然うなぎ食べれるところがあって、そこでは大体1.5万円位だった気がします。)
私は当日は「長焼き膳」を注文しました。
ちょっとうなぎ食べるのが続いていたので(うなぎ旅あるあるです)、
ご飯の上にうなぎが乗ったものではなくて、うなぎとご飯が別々になっているものを試しに食べてみようかなと思った次第でした。
あとは肝焼きも追加で注文。
肝心のきも焼きとうなぎのお味は…
まず肝焼きについては、席に着いてから、割と早くやってきました。
名店としては当たり前ながらのおいしさを提供してくれます。
余談ですが、名店以外の肝焼きってどんなかと言うと、
・形が崩れている
・焦げが多くて苦い
・ブヨブヨした食感
になっていることが多いのですが、
さすがうな富士クラスの名店になりますと、形がきれいに維持されていて、苦味もなく、コリコリとした食感も非常に楽しめます。
そして!
うなぎは入店してから10分ぐらいでやってきました。
入店する前の待っている間に注文したので、入ってすぐうなぎが出てきたのかなと思います。
今は予約してお店の中に入ってから注文すると思うので、当時と比べてうなぎが出てくる時間がもしかしたらもう少しかかるのかなと思います。
さて、本題のうなぎのおいしさについてなのですが…
さすがかつて愛知でナンバーワンだったお店だけあります!
食感がとにかくふわふわ!
ふわふわだけじゃなくて、その後にとろける感じなので、
「ふわふわとろとろ」とのが、このうなぎの食感を表す言い方として正しいのかと思います。
名古屋なので、関西風の地焼きになるのですが、
通常、地焼きの場合はサクサク感がある店が多いんですけれども、
うな富士はあまりサクサク感がないです。
なので、関西風なのに、口に入れるとうなぎが溶けるような食感が非常に特徴的です。
名古屋にはたくさんの鰻屋さんあるんですけれども、他とかかなり違った食感のうなぎを楽しみことができるのかなと思います。
あと、味の濃さはなんですが、そんなに濃くないのがまた珍しい。
同じ日のお昼に、違うお店に行っていたんですけれども、
やっぱり基本的には、愛知特有の醤油・みりんで、甘くて重めの濃い味付けになりがちなんですけれども、
この店の場合は、全然そうじゃないって言うところが印象的かなと思います。
食べ進めていくと、非常にまた面白くて、しっぽの方とかは少し硬さがあるんですけれども、お腹のほうになるとより溶けていくような食感が味わえます。
関西風で、溶けていく度合いにランキングをつけるとしたら、ナンバーワンに近いんじゃないかと思います。
お店の雰囲気は落ち着いて丁寧な接客
さて、そんなものすごくおいしいうなぎを提供してくれるうな富士ですが、
店内の内装に関しても、非常に落ち着きがあり、接客もすごくしっかりしてるかなと思います。
周りを見渡してみますと、その日に関しては、大体の人はひつまぶしを頼んでいるような雰囲気でした。
金額感は高いということはなくて、他のお店と同等かと思います。
ただ、名古屋の場合は、やっぱり東京と比べると全体的に1,000円ほど安いお店も多くあるので、名古屋エリアの中で見ると、もしかしたら高い方かもしれないです。
さいごに(正直な感想)
さて、全体的な感想なんですけれども、ここまでものすごくこのお店を褒めてきたかなと思います。
確かにすごくおいしいし、名店なんだろうなと思うんですけれども、
長焼きを頼んでしまったせいもあるかもしれませんが、
ものすごく電撃が走るような感動があったかって言われると、ちょっと僕の言ったときには感じられなかったのは正直なところです。
なので!みなさんがこのお店に行く時は、
長焼きとかちょっとだけ通なメニューは頼まずに、
「ひつまぶし」や「うな丼」を頼む方がよりこのお店の「真価」を味わうことができるかなと思います。
それでは、名古屋編まだまだ続きます。
次回も楽しみに。