嘘のようなホントの話
小学生から高校までサッカーをしていた。当時はよくあった話だが、年代が上がるにつれてポジションが変わっていった。最初はスイーパー(守る人)、中学校ではウイング(攻める人)、高校ではミッドフィルダー(実際はベンチでほぼ試合には出られず)といった具合。
社会人となってからも、初めは報道部、続いて営業部。その後も総務部に技術部と次々にポジションチェンジしていった。その時々では、がむしゃらに目の前の仕事に没頭していて気が付かなかったけど、こうして振り返ってみると自分のキャリアも、サッカーと同じく、オフェンスとディフェンスを経験して、いまは若者のチャンスメイクを仕事にしている(!)。
これはすごい発見だと思ったが、きっと何も自分だけじゃなく、なにがしかの仕事を数年間やってきた人なら誰しも、多かれ少なかれ経験する事なんじゃないだろうか。
変幻自在なキャリア。ステージや役割を変えながら、人生の転機をなんとか乗り越え、たどりつく先。一度は見えたような気もしたが、ステージが変わるとまた目の前には違う景色が広がっている。
新社会人の皆さん、どうぞ偶然の出会いをお楽しみください。
今年度もよろしくお願いします。