高コスパ左手デバイスXPPen ショートカットリモートは 買い!
今回は 買い です!
唐突に始まったGnyonpix のガジェットレビューでございます。今回のモノはXPPen のACK05ショートカットリモートです!
・概要
ショートカットリモートは左手デバイスと呼ばれるガジェットの一つになります。左手デバイスとは主にイラストや動画編集で用いられる装置で、多数のキーやノブ、ダイヤルなどがついています。クリエイティブの生産性を爆上げさせることを謳っているんですよ。
・特徴
モノは左手デバイスの中では入門機に位置づけられます。左手デバイスって高いものだと5万円くらいするんですがショートカットリモートは6000円前後。その分機能性は絞られてしまうんですがその絞り方が今のパソコン環境にジャストフィットしているのではと思います。10個ほどのキーとカチカチ回るホイールがついています。全体の質感としては安っぽいのですが左手デバイス入門としてはこのぐらいの出資でいいのではないでしょうか。もう高級機を持っているよという方にもおすすめできます。程よく小型でポケットにも入るので出先で活躍してくれると思いますよ。
・使い方
ドライバーソフトに使いたいソフトを登録し、そのソフトごとに割り当てたい操作をショートカットキーに登録していく流れになります。キーは10個ほどなのですがページ切り替えキーがあり最大4ページ。ホイールも同様に切り替えキーがあり最大4機能。慣れてしまえば数十の機能を片手で瞬時に操れてしまいます。
ショートカットなんて覚えたらいいだろという方には多分ショートカットリモートは必要ないのでしょう。ただ皆さん、思い出してください、使いそうで使わないキーを思い出しそうで思い出せないあの不愉快さを。ショートカットリモートは…解決してくれます!登録したキーを画面表示する機能まであって、あなたをサポートしてくれると思いますよ。
・使ってみて気づいた点
Ableton Liveで使おうと思ったら使えなくてメールで多少やり取りをしましたんですが、サポートセンターの中の人が中国深圳の人で日本語が少し頼りなく論理展開が少し変でした。ただその反応速度がすごくて情報量も圧倒的でこれが今の中国の国力なんだなあと感慨を抱きましたね…
主に使ってみたソフトはFamistudioとAbleton LiveとWebのX(Twitter)です。
Famistudioでは最初からうまくいきました。自分の作曲スタイル的にコピペ、アンドゥ・リドゥを多用するので本当に助かります。ただFamistudioはノートの移動、ズームイン・アウトがキーボードに割り当てられていないので現状ホイールまでフル活用とまでは行きませんでした。
新しいFamistudio環境で一曲リメイクしたのでお聞きください。
前述の通りAbleton Liveでは最初動きませんでした。脳裏を六千円が鯉のぼりのように流れていき泣きたくなりました…調べてみると古いプラグインを走らせるために管理者権限でプログラムを起動していて、その権限を切ったら無事動きました。よく使うプラグインをほぼワンタッチで起動できたり他の機材と連携できたりと強力です。(ショートカットリモートとパソコンの接続方法は3種類から選べ、無線レシーバー接続はごちゃつきがちなDTMの機材にとても優しいです)
ACK05の用途はクリエイティブ系に限定されません。プログラムの立ち上げにも使えるのでランチャーとしてもアリですし、WebのTwitter にも対応できてしまいます。このtwitter の使い心地が魔性。片手で縦横無尽にヌルッヌルッとツイートを手繰るのがかなりの快楽です。正直今一番Twitter用として活躍しているショートカットリモートなのでした…
・まとめ
ショートカットリモートはPC作業全般に強く、幅広い方におすすめできます。あくまで入門機なのでホイールを回している間に本体が回りだしたりしますが、そういうのが嫌な人はTourBoxなどに進級しましょう。PCに新しい何かを求めている人、ショートカットリモートがその扉かもしれませんよ?
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