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【読書録】 メモ活/上坂徹 メモの取り方編

読書録シリーズ

今回は上坂徹氏の「メモ活」について書いていきます。

本著ではメモの有用性からいろいろな場面でのメモの取り方まで、実用的な情報が多く、特に新社会人の方には非常におすすめな内容でした。

購入の参考までに、私がメモした内容=重要だと思ったことを紹介します。

コンセプトは「なんでもメモする」なぜなら「人はすぐに忘れてしまう生き物」だから

どんなにいいアイデアが思い浮かんでも人はすぐに忘れてしまいます。

考えてる時は抜群のアイデアだと思ったのに、ちょっと別のことをしていると何だったか思い出せなくなる。

そんな経験が皆さんにもあるのではないでしょうか?

私はあります笑 しょっちゅうです。

どんなにいいなと思ったことでも家に着くと忘れてしまうんです。

授業で重要だと思ったこともすぐに忘れてしまいますよね?

だからメモをとるんです。

忘れるためにメモを書く

メモを取らないとただ忘れるだけじゃないんです。

何となく覚えていることに引っ張られて思考が行ったり来たり。

考えがまとまらずにモヤモヤした状態になることはありませんか?

私はかなりの確率でこの状態になります。

資料作りや会議中にこの状態にはまると、資料は作れないは人の話は入ってこないわで悲惨なことになるんですよね。

だからメモをとりましょう。

メモを取ることでスッキリ忘れることができます。

なぜなら忘れても問題ないからです。

心配事もなくなりますよね?

メモをとる具体的な方法

本著ではさまざまなシーンでのメモの取り方を説明しています。

その中でも私が便利だと思った2点を紹介します。

スマホメールにタイトルをつけてメモ

スマホのメーラーの下書きをメモとして使ってみましょう。

件名に簡単なタイトルをつけます。

あとはメモをひたすら記入していきます。

どこにも送信せずにそのまま下書きに入れておきましょう。

メーラーなので検索機能を使って昔のメモを簡単に見直すことができるのが便利です。

もちろん、メールで仕事用や個人用のメアドに送ってしまうこともできます。

Gmailなどのアドレスであれば、複数のデバイスで閲覧、編集が可能なのも便利な点ですね。

私はこれまでパソコンのメモアプリを使っていました。

そのアプリもなかなかに便利ではあったのですが、画像が貼り付けにくいことや、Apple製品間でしか動機できないのが不満でした。

その点、メーラーであればどのデバイスでも使えるので汎用性がかなり高くなったと感じています。

スケジュール帳

本著者は、基本的に紙媒体に手書きでメモを取ることを勧めています。

情報が一箇所にまとまるという利点、図や絵などを描きしやすい点、そして、単純にメモのスピードが速い、という理由です。

個人的に同意できる点も多いと感じています。

PCで業務を行なっている場合、さまざまなファイルやブラウザを開いて業務を遂行しているので、To Doリストやカレンダーをいちいち開いているのが面倒なんですよね。

紙媒体でスケジュールやTo Doを管理していれば、PCの画面から独立して確認ができるので、ごちゃごちゃしないのは間違いないですね。

さて、著者のスケジュール帳の使い方を簡単に紹介します。

サイズはA4サイズを推奨しています。

かける量が多いということと、ある程度すきまがあった方が読みやすく、後々の追記も容易だからだそうです。

見開きの左ページは週間予定表です。

月曜から日曜が上から順に並んでいて、1日の予定を時間ごとに記入することができます。

ミーティングなどの重要な予定だけではなく時間割にして細かい業務まで含めてその日にやることを書き込みます。

時間割になっていることで、自分の立てた予定を守ろうという意識が働くことで業務が捗りますよ。

今まさにこの方法を実践中の私が実感できているのでおすすめです。

見開き右側のページにはTo Doを記入します。

To Doは左側のページの該当する曜日の右側に書くようにします。

例えば、月曜日のTo Doであれば月曜の時間割の右側に記載する、というかんじです。

その際、□や◯などを頭につけて、Taskが完了したら塗りつぶしたりチェックマークをつけられるようにしましょう。

チェックをつけるのは楽しいですし、逆に完了項目が少ないと結構焦りますよ笑

土曜と日曜のスペースが空いていますね?
ここには1週間以上後の中長期の予定を記入します。

新しい仕事が降ってきたらとりあえずここに記入しておくようにしています。

月曜の上にもスペースがあると思います。
ここにはうっかり忘れそうな細かいポット出Taskを記入します。

いまのところこのやり方で1週間ほど業務を行なっていますが、かなり業務効率が上がっていると感じています。

特に、時間割に従って業務を進めることで、無駄な時間がなくなった実感がかなりあるのがモチベにつながっています。

実際にやっていて、やはりサイズはA4が良いと感じています。

特に1日の時間割を記入するページでは、A4でも1時間の幅が狭く、若干描きづらいと感じているほどです。

それ以下となるとかなり厳しいですね。

次回はメモした素材の使い方

今回は上坂徹氏の「メモ活」から、
メモの取り方をメインに紹介しました。

もっと若いうちから出会っておきたかったと思うくらい実用的な内容だと個人的には思っています。

本著の中ではメモの取り方の他に、メモした素材を資料作りや企画作りに活かす方法についても紹介しています。

その辺りについては別Noteで紹介したいと思います。

ぜひ皆さんも読んでみてください!

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