
noteすごい/マラドーナすごい
もう数ヶ月前の出来事ですが、下書きで保存されていたのでやっつけで書き上げます。
noteすごい!って思った
9月某日。
気になっていたnoteに登録してみました。「noteは意識高いひとたちが熱量高めの文章を書くところ」という認識だったので、自分向きではないなと思いつつも、アカウントを取ってみる。使い方がよくわからないのでyoutubeの動画を2本投稿。
しかし何も起こらなかった。
それからしばらくは放置している状態で、ログインしつつも読んでるだけの人だったのですが、「みんなのフォトギャラリー」という機能に気付き、使ってみることに。なるほど、写真を共有すると誰かのヘッダー画像に使ってもらえるのか。それは楽しそうだ。ということでiPhoneに入っていた写真を投稿してみました。
すると、なんということでしょう。
数分もしないうちに「〇〇さんが画像を使用しました」の通知。そしてそれが、立て続けに数件。
すごい。
noteユーザーの熱量の高さをビンビンに感じました。そして、同時になんだこの感覚は?何かに似ている…。そうだ、日本初のSNS、mixiを使い始めた頃の興奮に似ている!と思いました。
「承認欲求を満たすための設計が上手くされている」とかいった類の講釈を垂れると、もっと詳しい人に公開処刑されるのでやめておくとして、自分の文章や絵に値段を決めて売ることが手軽にできること、誰かに気軽に投げ銭できることに感動。noteってこんなサービスだったのか、と。こんな時代がやってきたのかと。
翌日も写真を投稿しました。18年前のインド旅行の懐かしい写真。
するとやっぱり今日も「〇〇さんが画像を使用しました」の通知がチラホラと。noteすごい。
数日後。夕食後の家族の団欒の中、元サッカー少年だった私は妻に布教活動。マラドーナ教への入信を誘っていました。
“一つのクラブの名においてD10Sの名を語ってはならない/デビッド・ベッカムは、マラドーナ教における悪魔として罵倒の対象になっている” #d10s / “マラドーナ教 - Wikipedia” https://t.co/KLPP0fKZQP
— グン・サン(森の生活) (@shantihtown) September 17, 2019
サッカーに大して興味ない妻にいくらマラドーナの素晴らしさを説いたところで暖簾に腕押し、柳に風。空前の空返事です。
家族も寝静まり、寝る前にnoteを開いてみると、なんということでしょう。2011年、なでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップで優勝したメンバーの一人、サッカー選手永里優季さんの記事に共有されていたのでした。
人知を超えた何かがこの世に存在することは確か。
シンクロニシティ。マクトゥーブ。これはマラドーナの思し召しとしか思えない。noteすごいけどマラドーナもすごい。
サッカー選手としての永里優季さんしか知らなかったけど、記事を読んだら「こんなこと考えてる人だったのかー」と湧き上がる親近感。完全にnoteの罠にかかった僕。胸トラップ。
嫌だなと感じたこと
それから数ヶ月後のある日。またも放置がちになるマイnote。たまにある「〇〇さんが画像を使用しました」の通知。
使われた記事を見にいってみたら、「インドからやってきた外国人労働者を奴隷のように扱っている」的な問題についてまとめてある記事で、奴隷のイメージのインド人としてヘッダー画像に使われているのを見て、正直嫌だなぁという気持ちになりました。ので、静かに共有を解除しました。
外国人労働者の問題は確かに大事だとは思うんですが、この人たちは奴隷じゃないし、せっかくだったらポジティブな使われ方されたいじゃない。
引用した人は悪くない。noteも悪くない。誰も悪くない。
マラドーナすごい。
大してネットにもサッカーに興味がない妻にこんな話しても空返事だろうからnoteに書いてみました。(グンサン/40歳男性)
LOVE AND PEACE
いいなと思ったら応援しよう!
