主体的に学び続けた先にあるキャリアや人生の喜び
伊能忠敬は50歳を過ぎて、
30歳過ぎの若手に弟子入りし
地理や天文学を学んだんですね。
その時には現代の価値にすると
30億から35億くらいの資産があったそうです。
人生100年時代となり
私たちの働く期間は長くなる一方で、
キャリアにも二毛作、三毛作が必要になります。
別に「学び直し」とか
「リスキリング」ではなくとも、
伊能忠敬のように「学び続ける姿勢」を持ち
いくつになっても「新たな領域」に興味を持ちながら
チャレンジしていく姿勢って
人生を豊かにしてくれそうですね。
お金があったからできたとか、
そんなの金持ちの道楽だろうというような
受け止め方もあるとは思いますけど
私はプライスレスな「生き様」を感じます。
何でも金銭的な価値だけで測るのは
何だか惜しい気がするんですね。
大事なことを見逃していませんか?
できない理由、やらない理由を自分に与えたり、
何か落ち度がないか、突っ込みどころがないか、
厳しい目で探して
刃のような言葉をぶつけることには
あんまり意味がないと思うんですよね。
それよりも自分が何を成すのか?
世界を動かさんと欲するものは、
まず自ら動くべし。
こうソクラテスは言い遺しました。
まあ誰もが世界を動かす必要はなく、
自分の周りだけでも動かせたら充分でしょうか?
ただ、動くからに
率先して動いたほうがいいですし、
やはり明確な理由があるべきですし、
いつ、どこで、何を、なぜ、どのように…と考え、
何らかの成果や実現に結び付けたいですね。
主導権を握っておくのが肝要です。
そうは言っても
世の中はそんなに甘くないですし、
上手く行くことばかりではありません。
失敗は多く、
誰にでもピンチは訪れます。
人生にはバイオリズムがありますから
避けようとしても
周期的に訪れてしまうのがピンチですよね。
ピンチの時は
周囲で起こることの全てがマイナスに働きます。
この時点では非常に苦しいですが
しかし、ピンチの後はチャンスあり、
どん底を過ぎると上昇機運に向かい始めるものです。
どんなに高い壁が目の前にあっても…
もうやりようがないように思えても…
きっと何か方法があると思うんですね。
絶対なんかありますよね。
こんなんどう?あんなんどう?
この先にしか成功はないでしょう。
自分の頭だけでなく
冷静な第三者の頭も活用できるといいですね。
キャリアや人生において
これで万全というようなロールモデルが
喪失した時代と言われます。
そもそもキャリアや人生に正解なんてありませんし、
未来のことなんて誰にもわかりません。
少しでもより良い未来を手にするために
今、自分はどうすべきか?
キャリアや人生の壁打ちが必要ではないでしょうか。
いろいろ試してみるしかありませんよね。
これがキャリアドリフトとなり、
キャリアアンカーに繋がっていきます。
自分のキャリアや人生を
安易に決めつけてしまうのはもったいないです。
可能性は無限大です。
それをあえて狭める必要などありません。
本当に難しい問題は
答えが出せない問題ではなく、
答えが複数あって正解がないとか
どれもが正解であるような問題なんですね。
キャリアや人生って
こういうものではないでしょうか。
だからこそなんです。
だから私たちは主体的に学び続ける必要があるのですね。
それが生きがい、働きがい、やりがいとなります。
自分を育てる、成長させていくのは
自分の考え方次第ですね。
ちなみに医師向けですが
弊社で新企画を立ち上げました。
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