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キャリアを考える際の
重要なキーワードのひとつに
「選択肢」があります。

私の経験上でも
将来の「選択肢」が狭まる決断は
よほどの意欲と覚悟がないと
後々後悔することが少なくありませんし、
「選択肢」が増える決断は
後々自分を有利にすることが多いです。

もちろん個別具体的な決断のシーンでは
あえて「選択肢」をひとつに絞ることもあるのですが、
若いうちは特に「選択肢」が増えるのか減るのかは
よ~く考えたほうがいいと思いますよ。

今はいいけど
将来に苦労するような
決断を下している方は思いのほか多いですからね。

年を取ってから選択肢がないのは辛いですし、
キャリアは本来的に中長期的な視点が必要ですので
「次」だけでなく
「次の次」まで考えたほうがいいです。

さて、自分の「選択肢」を減らしていませんか?

もうひとつ…
魚のいないところで釣りをしても
そりゃ魚は釣れませんよね…。

でも、こういう行動を取っている人って
実は結構多いように感じます。

魚のいないところで
一生懸命釣りをしている。

魚釣りは
魚のいるところでしたほうがいいですよね。

自分で魚がいるかわからないなら
わかっている人に聞くとか
自分で調べてみるとか
方法はいろいろあると思うのですけど
いないのに頑張っても意味がありません。

ついでに言うと
ターゲットとなる魚によって
使う道具も変わってきますよね。

魚に合わせた道具を使うほうがいいでしょう。

ごく当たり前のことなのですけど
意外とねえ…。
せっかくの努力がムダになりますから
やっぱりもったいないですよね。

自分では正しい道を歩んでいるつもりなのに
他者から見たら明らかに間違っていて
自分では気づけない。

こんなケースは多いですが
結果的に正解もあれば不正解もあり、
どちらが正しいのかがわかるのは
しばらく先ですね。

信じる道を歩むしかありませんが
間違いは間違い。
自省と自制をし続けるのがいいでしょうか。

自分の頭で考える。

その質を別にすれば
誰でもそれなりには考えてはいますよね。

問題は考えるコツというか、
何をどう考えるかではないでしょうか。

私が思う秘訣は…
①自分の事ばかり考えない
②今だけを考えない
③この場でしか通用しない事を考えない
の3点です。

①は自分を主役にして
他者を脇役にするような考え方ではダメですね。

やはり主語を自分に置くのではなく、
社会や他者を主語にした方が良いと思います。

②は数か月先、数年先にも
通用するかを考えた方が良いという事です。

③も同様にこの場だけでなく
他の場所でも通用するように考えるという事です。

時空を超えるとか
鳥の目線を持つとか、
無私の心とか
言い方はいろいろあるでしょうけど
自分自身が道を間違えないように
謙虚に学び続けなければならないでしょうか。

自分の思考や行動を無駄にすることなく、
将来の選択肢を減らし続けて
後々苦労することのないように
賢明な判断をしていきたいものですね。


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