数字でわかる!「ぐるなびFineOrder」立ち上げから2年の快進撃
こんにちは。モバイルオーダーサービス「ぐるなびFineOrder」の企画運営を行うオーダー事業推進部 営業企画担当の吉川です。
オーダー事業推進部では、2021年7月の「ぐるなびFineOrder」リリース以来、人手不足の深刻化が経営の重荷となる飲食店に対し、DXによる業務効率化支援に取り組んできました。
2022年6月に大幅な組織改編を行い、本格的な事業活動をスタートさせてから、ここ1年で「ぐるなびFineOrder」のサービスは大きく飛躍してきました。
そこで今回は、数字でわかる「ぐるなびFineOrder」の成長を皆さまにご紹介します。
① 1年で約8倍!導入店舗数
立ち上げ以降、おかげ様で導入店舗数が右肩上がりに増えております。
2022年8月時点と2023年8月時点で、実際に運用をスタートさせた導入店舗数を比較した結果、その差は約8.3倍となります。
背景としては、2022年度は各社様が「テスト導入」というフェーズでしたが今年に入ってからはテストフェーズを抜けて本格導入に乗り出し、導入店舗数を拡大していただいているという点があります。
各社様が本格導入に乗り出した理由としては、後述のカスタマーサクセス部隊の活躍をはじめ、導入効果を実感していただけたことがあげられます。
また、導入後も飲食店の皆さまからのご要望や困り事といった生の声を収集し、毎週開催される会議にて「飲食店現場の課題・ニーズの本質は何か?」「この企画を実施することでどんな影響が出るか?」など白熱した議論を重ねることでニーズに対するアンサーを導き出し、さらに開発部やプロダクトデザイン部を交えた議論の中で、予算やROIを考慮しながら方針を固め実行し、サービスの改善も常に行っています。
飲食企業様と一緒にサービスを磨いてきた過程については、ぜひこちらの記事もご参照ください。
② 安心の店舗稼働率99%
導入店舗数が増えている中、「実際に使われているのか?」という観点で
店舗稼働率を抽出しました。
こちらは、導入済みの店舗様の中で実際に「ぐるなびFineOrder」を利用して
売上が発生している店舗の割合を出しております。
8月の実績は、99.2%でした。
一部店舗にて導入後のオペレーションの見直し等で稼働の一時停止が発生しておりますが、原則、ほぼすべての店舗で「ぐるなびFineOrder」を「導入して終わり」ではなく「実際に利用されている」ことがわかっています。
こちらの数字を後押しするのが、弊社のカスタマーサクセス部隊です。
モバイルオーダー定着化に向けたぐるなび独自の支援として、店舗運用のマニュアル提供や販促物の改善、ぐるなび社員が実際に店舗に入り込み現場従業員のサポート等を行っており、これらの取り組みにより、安心して導入いただくことが可能となります。
③ 1年で約11倍!月間利用者数
導入店舗数の増加に伴い、「ぐるなびFineOrder」の月間利用者数も右肩上がりに成長しています。
2022年8月の「ぐるなびFineOrder」月間利用者数と、2023年8月の月間利用者数を比較した結果、約11.1倍となりました。
昨年に比べ10倍以上の人に使われるようになった、というのはうれしい事実ですね。
④ 好調なのは居酒屋だけではない!業態ごとの「ぐるなびFineOrder」の利用状況
「ぐるなびFineOrder」を立ち上げたばかりの頃、クライアント様は居酒屋業態が中心でしたが、今では居酒屋業態に限らず多くの業態の店舗様にご活用いただいています。
1つの指標として、会計組数の合計(伝票の合計)における「ぐるなびFineOrder」を利用した組数の割合を「ぐるなびFineOrder利用率」と定義し、各業態ごとに平均値を出すと以下のような結果になりました。
居酒屋や鍋といった追加注文ありきの業態だけではなく、定食やファミリーレストラン、ラーメンといった幅広い業態においてモバイルオーダーが既に受け入れられていることがお分かりいただけるかと思います。
また、とある定食業態の企業様において、メニューのトッピング商品の注文率が、ハンディターミナル利用卓に比べてモバイルオーダー利用卓のほうが約2ポイント高いという結果がでました。
【定義】
FOを利用した卓= FO利用卓
1度もFOを利用していない卓= HT利用卓
【計算式】
FO利用卓注文率= 注文品数/FO利用卓合計客数
HT利用卓注文率= 注文品数/HT利用卓合計客数
【期間】
2023/5/1- 2023/5/31
これは、モバイルオーダーのメニュー画面が紙メニューに比べてお客様にトッピング商品が認知されやすい・注文しやすい環境を作りだせていることが要因の1つと考えられます。
「省人化」「省略化」がこれまでのモバイルオーダーのメインの役割でした。スマートフォンで注文することに抵抗がなくなりつつある昨今では「如何にお客様にメニュー選びを楽しんでもらえるか」に注力して「客単価の向上」にも貢献できる可能性を秘めています。
スマートフォンの小さな画面で「如何においしそうに見せるか」という見せ方や技術を磨いていくことも今後の課題となります。
客単価向上事例をはじめ、喫食データや顧客データを活用したCRM販促についても今後皆さまに情報を発信できればと考えておりますので、ぜひご期待ください!
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